▼先週のトピックス
・我々のメインレースはラピスラズリS
・ディバインフォースが重賞を勝つ一方で、欧州のGIホースは条件戦でも負けるのでは?
・大穴的中ラッシュのサロンメンバー
・来場メンバーの推奨馬を買うだけでも大幅プラス! 素晴らしいリアルサロン空間
▼我々のメインレースはラピスラズリS
ボク自身のメインレースは日曜中山メインのラピスラズリS。当日のリアルサロンゲスト・水上学さんにも『亀谷サロンの存在によって大きくオッズが下がったレース』と言われる始末(あくまでもメンバーの皆さんを尊重してくださっての発言です。ボクはそこまで、大きくは下げてないと思いますけど(笑))。
この内容は、プレミアムコース会員であれば、いつでもアーカイブをご覧いただけます。今後も、こういうベタな決着は必ず訪れます。ラピスラズリSのような大本線的中の頻度を今後ももっと増やしていきたいものです。
水上さんとの議論は、いつも通り楽しかったです。チャンピオンズCのソダシはお互いに消し評価。これも、お互いに血統を学んでいれば当然ではあります。「天才は例外」なので、それを覆す走りも期待はしていましたが…それで馬券がハズレても素晴らしい観戦料だったと思いますし。
そんなわけで、マニアックな我々にとって(笑)チャンピオンズCで重要だったのは、オーヴェルニュ、クリンチャー、カジノフォンテンあたりの議論でした。いずれもボクは無印。この辺も興味のある方は改めて動画をご覧ください。
▼ディバインフォースが重賞を勝つ一方で、欧州のGIホースは条件戦でも負けるのでは?
本命にしたテーオーケインズのチャンピオンズCは強かったのですが、前走の金沢では4着に負けてしまうことが競馬の面白さ。同じくステイヤーズSで本命にしたディバインフォースも条件戦で負ける馬。
逆にいえば、アメリカのチャンピオンホースも日本の砂競馬での条件戦で負ける可能性はあるし、イギリスのチャンピオンホースも日本の条件戦で負ける可能性は大いにあるわけです。
競走馬は、馬場、コース形態、展開によって発揮できる能力が大きく変わること。そして、競馬で要求される能力は一定方向ではないこと。また、特定の条件への強さを追求すると、相反する方向性の能力はどうしたって弱くなることが改めて示されたレースだったのではないでしょうか?
ボクがメディアにしゃしゃり出る意義は「競走馬の能力は一定ではないこと」を掲げて競馬の面白さ、ゲーム性の面白さを伝えることにあると思っています。
ただ、この考え方は、予想家と名乗られる皆さんや、馬券師の皆さんに認めてもらえないのが実情です(所謂、予想家や馬券師は他の意見を中途半端に入れると、勝てるものも勝てなくなるので、受け入れない気持ちはわかりますし、そこは尊重します)。それでも、オーナーや生産者の皆さんからは、興味を示してくれる方が徐々に増えている手応えを感じています。
先日、胆振軽種馬農業協同組合 青年部(生産者)から「血統に関するWEBセミナー」の講師にご招待いただいたのもそうですし、錚々たるオーナーや牧場関係の皆さんからお声がけいただくのも、徐々に「競走馬の能力は一定ではない」という考え方、そのバックボーンとなる我々独自の血統データに興味を示していただいているからでしょう。
(参照)胆振軽種馬農協青年部チャンネルで「血統に関するWEBセミナー」を配信
この考え方が広まっていけば、凱旋門賞もわざわざ日本の超一流馬が出るのではなく、極端にいえば、条件馬で勝ってしまえばよいのではないか? という機運も高まるかもしれません(生産者やJRA関係者にご覧いただいたセミナーでもこの考えはお伝えしました)。
ボクが大手メディアで恥ずかしい重賞予想を出させていただいているのも、競馬予想という共通のゲームを通じて、競馬で要求される能力の奥深さ、楽しさを広めるため。無料で提供しているスマート出馬表やYouTubeの動画、亀谷競馬サロンでの活動を通じて、微力ながらもできる限り競馬へ恩返しする所存です。
水上さんとはいつものように予想談義も楽しかったのですが、嬉しかったのは『亀谷競馬サロンはいつもメンバーの皆さんが素晴らしい』というお言葉を頂戴したこと。これはボクもそう思いますし、とても誇らしいことです。
ただ、亀谷競馬サロンをやってみて改めて確信したのですが、サロンメンバーに限らず、多くの競馬ファンは素晴らしいんですよね。所謂、ネットで悪目立ちする誹謗中傷するような輩って、実は競馬ファンの1%未満。この方々の存在を真の意味で1%未満に薄めるのも「亀谷競馬サロン」でやっているような活動、理念が浸透すれば実現しそうです。そこはnetkeibaなどの大手ポータル競馬サイトとも考えを共有していきます。
▼大穴的中ラッシュのサロンメンバー
ラピスラズリSの他にも、土曜中山5Rの新馬戦、同じく土曜阪神12Rは「亀谷競馬サロン」では大いに盛り上がりました。
まずは土曜中山5R。父Pサンデー系が1~5着を独占(出走は6頭)。父フジキセキ系が1~3着を独占(出走4頭)。これはたしかに結果論ですが、このレースへの書き込みに参加された多くのサロンメンバーはズバリ的中。我々で共有している「過去の結果論」=レース分析によって導き出されたツールやロジックから評価できるからです。
フジキセキバイアス、岡田バイアスはもちろんのこと、新馬得点もウインエイムハイが1位。「亀谷競馬サロン」で共有しているツール、競馬への考え方からは狙いやすいレースでした。
土曜阪神12Rもサロン1、2人気のヴァーチャリティ、マーチリリーが1、3着。実際の1人気ディアノイアが2着で3連単621倍。こちらも鮮やか。2人気のフェアレストアイル、3人気のラフリッグフェルが危険なパターンだったことも狙いやすかったですね。
日曜阪神12Rも2頭のみのデインヒル持ちが1、2着。3頭しかいなかった4Lのいずれかがダンチヒ系の馬が1~3着を独占。これを読んでド本線的中されたサロンメンバーさん、お見事でした。
▼来場メンバーの推奨馬を買うだけでも大幅プラス! 素晴らしいリアルサロンスペース
亀谷競馬サロンでは毎週末、雑誌「商店建築」にも取材されたリアルサロンスペースをメンバーの皆さん(プレミアムコース会員様)と共有しています。ここに訪れたメンバーの皆さんは、当日会場内で交流をするのはもちろん、オンラインでの書き込みもなさっています。そうすることで、オン、オフ両方で交流が弾むのです。
また、リアルサロンは、図書館のような雰囲気ですので、書き込む方が雰囲気的にもいいのかもしれません(笑)。各テーブルに電源があり、各デバイスも電池切れしませんので。
先週も会場にいらしたメンバーさんの書き込みは鋭い見解が目立ちました。土曜の中京11Rは会場にいらしたメンバーの方が16人気で1着のイーサンパンサーを本命に。相手も2着のサンキューユウガ。
そして日曜も中京3Rで会場にいらしたメンバーさんが単勝53倍で優勝したトップザビルを推奨。見事に1着。
この週も会場にいらしたメンバーさんが推奨する馬の単勝を全部買っても、大幅プラスになるほど。WINSや競馬場でも、予想を話しかけてくる人がいますが、まったくアテになりません(笑)。しかし、亀谷競馬サロンは、高度なツールや理論を共有している方々が集まっていますから、予想交流も非常に高度で上質です。
しかも、WINSや競馬場でも、それなりのフロアの入場料は亀谷競馬サロンよりも高いです(笑)。WINSよりも上質な競馬検討空間を皆で共有できているのも嬉しい限り。これからも、唯一無二の質の高い競馬検討空間を皆で作り上げていきたいですね!
2021/12/08 (水)