▼先週のトピックス
・最近のJRAの馬場整備技術を利用してダートでボロ儲け
・バイアスが変わったら撤退する判断も重要
・AIとバイアスの融合について
▼最近のJRAの馬場整備技術を利用してダートでボロ儲け
日曜東京1Rは、亀SPのサンマルソムニアが単勝223倍の人気薄ながら2着。続く3Rも推奨馬のトップスティールが単勝1850円で1着。推奨理由はレース前に書いた下記の通り。
土曜に亀谷競馬サロン・リアルサロンスペースに来場され、一緒に土曜東京の最終Rを的中したメンバーの皆さんと『明日も東京ダートで稼ぎましょう!』と語り合ったことが現実になりました。
※Facebookページ(プレミアムコース限定)より抜粋
土曜と日曜午前中のダートは「芝指向のダート」が造り上げられていました。この馬場状態は昨年以降、結構頻繁に造られるようになっています。
この馬場は、JRAが意図して造っているわけではなく、JRAのダート整備の構造上そうなりやすいのです。詳しい仕組みは、また機会があるときにメンバーの皆さんと共有しましょう。とりあえず、今回は「芝指向の馬場が出やすくなっているのでそのタイミングを逃さない」ことを意識、共有しておいてください。
スマート出馬表を活用して「芝指向のダート」で狙う簡単な方法は次の通り。
・異種の実(実績)か、経(経験)が○の馬
・ダートシェアの数値が低く緑着色された馬
土曜と日曜の午前中もこの方法で狙える馬は多かったですね。
※先週の東京競馬場、土曜~日曜午前の「傾向速報競馬場」→「評価順位」
▼バイアスが変わったら撤退する判断も重要
ただし、日曜の午後から東京のダートはバイアスが急変してしまいました。雨が降り続けたためです。路盤に水が浮いている状態の東京ダートは、先行持続型の馬が有利な馬場になります。こうなってしまうと、芝の差し馬タイプの馬が走りやすい馬場とは異なってきます。
実は、日曜の亀谷競馬サロン・リアルサロンスペースでは『ちょっと馬場が変わってしまったので、昨日のバイアスに恵まれるイメージで推奨した馬は怪しくなってきたかも』と弱気コメントを連発してしまいましたが、案の定、推奨馬は全滅してしまいました(涙)。
それでも、ボクは予想は変えませんし、他の馬を買うこともしません。まぁ、これは個人的な趣味の話であって、どうでもいいことかもしれませんが(笑)。バイアスに応じて撤退することは大事です。
▼AIとバイアスの融合について
先週も「亀AI」は安定運転でして、3連複期待値が90以上の馬は93頭出走。単勝回収率109%、複勝回収率89%。
今年公開後の数値も、各予測期待値に近い数値で収束していますので、興味のある方は亀谷競馬サロン・プレミアムコースで提供中のエクセルファイルをダウンロードして検証してみてください。それが面白いかは趣味の問題ですので、あくまでも「興味のある方」は…ですけれども(笑)。
このコラムでも何度も書いていますが、「亀AI」に限らず、機械系の期待値指数はバイアスを読むのが苦手です。というか、トータルでは「意味がない数値」と判定されてしまうのです。
よって、スマート出馬表の各ファクターの「バイアスを利用するためのツール」は、AI指数からは不要な物となるでしょう。でも、それは百も承知で「わざと載せている」ことをあえて強調しておきます(亀谷競馬サロン機械分析チームの声を代弁しておきます(笑))。先週の東京ダートのようにバイアスが存在するのは間違いないのですから。
また、AI系の予想がバイアスを軽視する以上、バイアスをAIに補ってあげれば、期待値の高い馬を買う精度はさらに上がるわけです。
たとえば、日曜東京1Rのサンマルソムニアは3連複の予測期待値が113。この数値自体メンバー中1位で買えるのですが、先に書いたように当日のバイアスも有利。実質的には130%くらいの期待値だったはず。そこを数値で表現できないのが我々の課題ではありますが、いずれは可視化を実現してみたいものです。
※5月1日東京1Rの「AI予測値」
※プレミアムコース会員にはエクセルファイルで配布しています。
2022/05/04 (水)