毎週火曜日、先週の「亀谷競馬サロン」で盛り上がったレースを参考に、当サイトならではの「今週末の見どころ」を配信いたします。担当は亀谷競馬サロン編集部・Sです。
今週末に注目するのは“東京ダートの馬場傾向”です。
6/19(日)東京11R・ユニコーンS(ダ1600m)は、7人気のペイシャエス(父エスポワールシチー)が1着。2着にセキフウ、3着にバトルクライが入り、7→9→8人気の波乱決着となりました。
上位人気が揃って馬券圏外に沈む難解なレースでしたが、亀谷競馬サロンのFacebookページ(プレミアムコース会員のみ公開)では、勝ったペイシャエスの推奨や、サロン内では2人気だったバトルクライについて、鋭い見解が並びました。
サロンメンバーの皆さんは、東京ダートにおける直近の傾向からサンデー系に注目。なかでも「サンデー系×米国型」、あるいは「サンデー系×ミスプロ系」の好走が目立っていることから、ペイシャエス、バトルクライを推奨していました。
実際にスマート出馬表の「傾向速報競馬場」を使って、東京ダートの傾向を見てみると…
▲先週の東京ダート「傾向速報競馬場」→「国系統」。「サンデー系×米国型」「サンデー系×ミスプロ系」の組み合わせを赤囲み
確かに、上記の組み合わせの好走が多く、人気薄での激走も目立っていました。ユニコーンSでも父サンデー系の馬は3頭出走し、そのうち2頭が人気薄で好走。改めて馬場傾向の重要性を再認識したレースでしたね。
また、ペイシャエスを推奨したメンバーは「ストームバード持ちが走る」という推奨理由も挙げていましたが、これについては亀谷競馬サロン・レギュラーコースで公開している「今日の亀メモ」でも指摘されていました。
▲今日の亀メモ/6月19日(日)
このような傾向も、スマート出馬表の「傾向速報競馬場」を使って確認することができます。
▲先週の東京ダート「傾向速報競馬場」→「系統」
ご覧の通り、ほとんどのレースで4ライン(父、母父、父母父、母母父)いずれかにストームバード系を持つ馬が好走していました。ユニコーンS・2着のセキフウも父ストームバード系でしたね。
雨の影響などで馬場傾向が変わりやすい季節ですし、スマート出馬表や「今日の亀メモ」を活用して傾向を掴むことで、的中が近づくかもしれません!
春の東京開催も今週末でいよいよラスト。阪神では宝塚記念が行われますが、東京ダートの競馬も楽しんでみてはいかがでしょうか?
2022/06/21 (火)