亀谷敬正 オフィシャル競馬サロン
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無料コンテンツ 08/17 (水)

先週の亀レビュー(8/13~8/14)/亀谷敬正のレース回顧

▼先週のトピックス
・ジャックルマロワ賞を大いに楽しみ、大いに勝つ
・競馬を楽しむためのミームを大量に作り出すことが「亀谷競馬サロン」の使命である
・国別タイプというミームについて考える


▼ジャックルマロワ賞を大いに楽しみ、大いに勝つ

ジャックルマロワ賞は◎インスパイラルが優勝。○で5人気のエレヴァンは3着。他の人気馬はすべて軽視。馬単、3連単、ワイドすべて取りやすいレースだったのではないでしょうか。

実際、「亀谷競馬サロン」のメンバーの皆さんからの的中報告も相次ぎました。

ジャックルマロワ賞 亀谷敬正の見解
ジャックルマロワ賞 Facebookページ
ジャックルマロワ賞 Facebookページ
※プレミアムコース会員限定のFacebookグループから抜粋


このレースを攻略する上での最大のキーポイントは「欧州型にもフランス型とイギリス型がある」こと。

そして、ジャックルマロワ賞は極端なほどにフランス型が走りやすいレース。また、日本型とイギリス型の比較でも日本型の方が走りやすいレース(だからこそ、タイキシャトルはもちろんのこと、テレグノシスも3着に好走したのです)。

日本型、フランス型が有利であれば、イギリス型は不利。よって、イギリス型血統馬、特にアイルランド産の人気馬をすべて消す予想で自信を持って勝負できました。

2022年ジャックルマロワ賞/出走馬の血統詳細&過去5年の好走馬血統傾向
※2022年ジャックルマロワ賞/出走馬の血統詳細&過去5年の好走馬血統傾向


先日も「馬券で勝つにはJRAのホームページには載っていない情報、データ、馬柱を作ることが有効」と書きました。まさしくジャックルマロワ賞も、オリジナルの出馬表と競馬に対する概念があったからこそ、予想で成果を収めることができたのです。


▼競馬を楽しむためのミームを大量に作り出すことが「亀谷競馬サロン」の使命である

国別タイプや系統の概念、定義は「亀谷オリジナル」なものです。それは亀谷が作り出したミーム(※)だと思っています。

(※)「ミーム」=他の脳へ複製可能な情報。
(参考)ウィキペディア「ミーム」

たとえば、「ケンタッキーダービーはスマートストライク系」。その概念を知っていれば、大穴で勝ったリッチストライク、カントリーハウスは買えます。

同様に「フランス型、イギリス型、日本型」の概念を知っていれば、ジャックルマロワ賞の馬券で儲けることも可能でした。

「“競馬を楽しむミーム”を大量に作り出すこと」。これも「亀谷競馬サロン」を発展させることには不可欠だと考えます。

ジャックルマロワ賞当日のリアルサロンスペースでも、ジャックルマロワ賞を攻略するための概念=フランス型について、この日のゲスト・キムラヨウヘイさんや、サロンメンバーの皆さんと共有しました。そして、ジャックルマロワ賞の見解を共有したことによって、キムラさんもこの概念に感銘を受けてくれたことを嬉しく思います。

キムラさん、そしてサロンメンバーの皆さんが、「亀谷競馬サロン」を通じて作り出されたミームをさらに発展させることで、「亀谷競馬サロン」の存在も報われるというものです。

ジャックルマロワ賞当日のリアルサロンスペース


▼国別タイプというミームについて考える

今週末から、スマート出馬表は、日、米、欧の設定を変更します。

(参考)国別血統分類の一部を改訂いたします

我々は、日々、競馬予想に必要な独自ツールのデータ収集を行うと同時に、競馬の概念についても考えを巡らせています。

その中で「日本型」という考え方を「日本で一番走った血統」というよりも、JRAの馬場整備技術とサンデーサイレンスが輸入されたことによって、米国、欧州とは別次元の能力を持った馬を続々と誕生させた、と定義し直すことに至りました。

サンデーサイレンスの誕生によって、我々は「日本型競馬」という概念に気づいたのですが、それ以前の「旧日本型」への概念を考え直すことにしたのです。

サンデーが入ってくる前にも日本で成功を収めた種牡馬はいますが、それらは「米国か欧州競馬どちらかにも向いていたけれども、偶々日本にやってきて成功した」とも考えました。

しかし、サンデーは違います。この革命的種馬が日本に入って数年すると、もはやサンデーを持たない米国、欧州の馬は日本競馬に歯が立たなくなってしまったのですから。

たとえば、サンデーサイレンスが入ってくる前に日本の主流血統だったノーザンテーストも欧州で走っていた競走馬です。この偉大な馬を社台ファームが日本で種牡馬入りさせたところ、日本の馬場、育成、繁殖への適性も高く、リーディングサイヤーを何度も獲得。日本の競馬へ多大な功績を残しました。

とはいえ、タイムスリップさせて、サンデーがやってきた当時にノーザンテーストが入ってきたところで、サンデーを超えるトップスピード=日本競馬独特の能力は示せないと思うのです。

また、ノーザンテーストは、父がノーザンダンサー。他のノーザンダンサー系は米国型か欧州型にタイプ分けしているのですから、どちらかに分類するべきだ、とも考えました。ノーザンテーストの血を持つ馬は、欧州の芝競馬でも結果を残していること。自身も米国よりも欧州に向いていたであろうことからも、欧州型と定義し直すことにしました。

同時に、サクラバクシンオーも「欧州型」に設定し直しました。同馬は、欧州、米国より日本に向いてはいるものの、日本の芝中距離の適性をサンデーほどは強化しないこと。母父ノーザンテーストを欧州型にするのであれば、血統表はほとんど欧州型になるからです。

話をまとめますと、

・歴史と能力を考えれば、そもそもの血統は欧州型、米国型しかない
・しかしサンデーという革命的種馬の到来で欧州型、米国型と同レベルの日本型が誕生した

このようにシンプルな定義、概念になります。ただし、この定義と概念を多くの競馬ファンに浸透させること自体、簡単ではないことは承知しています。そこは「亀谷競馬サロン」の力を借りて議論、提言を続けます。

今週も「亀谷競馬サロン」を通じて「遺伝の魅力を意伝する」活動に邁進する所存です。

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