毎週火曜日、先週の「亀谷競馬サロン」で盛り上がったレースを参考に、当サイトならではの「今週末の見どころ」を配信いたします。担当は亀谷競馬サロン編集部・Sです。
今週末に注目するのは“馬場状態の変化”です。
10/8(土)阪神8R・3歳以上1勝クラス(ダ1400m)は、13人気のメタモルフォーゼが1着。2、3着にも人気薄の馬が入り、3連単の払戻しは261万円と大波乱の結果になりました。
亀谷競馬サロンのFacebookページ(プレミアムコース会員のみ公開)では、このレースで大盛り上がり! 実際の単勝オッズ13人気だったメタモルフォーゼがサロン内では1人気の支持でした。
サロンメンバーはこの日の馬場状態に注目。「サンデー系×米国型ミスプロ系」、「降雨の影響で芝要素を持つ決め手が活きる馬場を想定」、「脚抜きがいい馬場になると走り出す父サンデー系の差し馬を狙う」といった見解が並びました。
勝ったメタモルフォーゼはPサンデー系のキンシャサノキセキ産駒。母父は米国型ミスプロ系のアフリートでした。さらに、2、3着馬も父サンデー系(大系統)が入り、サロンメンバーの予想通りの結果となりましたね。
ちなみに、このレースの前に行われた阪神7R(ダ2000m)でも、サンデー系と米国型ミスプロ系の組み合わせだったメイショウホタルビが13人気で2着、ルイナールカズマが6人気で3着に激走していました。
メタモルフォーゼとメイショウホタルビは、「上がりP」が30という共通点もありましたね。
天候による馬場状態の変化は、馬券予想をする上で重要なファクターですが、『スマート出馬表』の「傾向速報競馬場」を使うと、変化や傾向が見えてきます。
▲先週土曜日の阪神ダート「傾向速報競馬場」→「血統」
▲先週日曜日の阪神ダート「傾向速報競馬場」→「血統」
ご覧のように、土曜日の阪神ダートは黄緑色に着色されたサンデー系(大系統)の好走が目立っていましたが、翌日の日曜日には、サンデー系以外の血統馬が多く上位に来ました。
▲先週土曜日の阪神ダート「傾向速報競馬場」→「国系統」
▲先週日曜日の阪神ダート「傾向速報競馬場」→「国系統」
「国系統」で見てみても、その傾向が一目で分かりますよね。土曜日は「日本型」が活躍しましたが、日曜日は父が「米国型」や、「欧州型ミスプロ系」といった馬の好走が続きました。
このように、大まかな傾向を掴むだけでも、馬券的中のヒントになるかと思いますし、サロンメンバーが披露していたように、「芝要素」や「決め手が活きる」といった、さらに一歩踏み込んだ予想をすれば、今回のような激走馬を発見することができるかもしれません。
今週末も天候、馬場状態に注目しながら、いち早く馬場傾向を掴んで、馬券予想を楽しみましょう!
2022/10/11 (火)