先週の亀レビュー(10/22～10/23)/亀谷敬正のレース回顧

新潟千直の外枠有利は有名すぎる話ですが、外枠ボックスでも、まだまだおいしいレースはたくさんあります。

おいしいレースの見抜き方は2つのポイントがあります。

・圧倒的に外有利の馬場のレースを選ぶ
・日曜の15時以降。特に、GIのある日が狙い目

菊花賞が行われた日の新潟12Rは、この条件にピッタリと該当しました。

レース前の予想コメントにも書いたように、この日の新潟芝千直は、圧倒的に外有利が想定される馬場。さらに、菊花賞が行われる日の最終レースのため、枠順を考慮せずに馬券を購入する馬券プレイヤーの比率が高くなりました。

その結果、7、8枠4頭のワイドボックスは合成オッズが2.5倍。馬連は7.9倍もつく結果となったのです。



仮に、まったく同じ状況のレースが売られたとしても、土曜午前に行われていたら、各合成オッズは40％近く下がった可能性もあるのではないでしょうか？

つまり、妙味ある馬券を楽しみたいのであれば、馬券を攻略するためのツールだけではなく、馬券を買うこと自体の楽しさを広めることも重要なのです。もちろん、馬券の控除率の中には、JRAが広告代理店に払うコストも入っていますので、それは有効に活用していただきたいものです。

そして、我々はJRAが用意する広告費だけに頼らず、新しい馬券ファンを増やすための活動を、できる限り行うべきだとも思うのです。

亀谷競馬サロンでは、競馬予想を楽しむための、ツール、人脈、施設を皆で共有しています。そのコストの中には、新しい馬券ファンを増やすための活動費も含まれます。

YouTubeやスマート出馬表を無料で提供し続けていること、あるいは、無料同然のメディア出演も、馬券ファンを増やす活動の一環とも考えています。

今後もおいしい馬券を取るための研究はもちろんのこと、馬券ファンを増やす活動もできる限り尽力する所存です。