毎週火曜日、先週の「亀谷競馬サロン」で盛り上がったレースを参考に、当サイトならではの「今週末の見どころ」を配信いたします。担当は亀谷競馬サロン編集部・Sです。
今週末に注目するのは“前走不利の有効活用法”です。
11/20(日)阪神12R・姫路ステークス(ダ1400m)は、ヘニーヒューズ産駒のカセノダンサーが4人気で1着でした。
単勝オッズ1倍台の圧倒的人気を集めたのはドンフランキー(2着)でしたが、亀谷競馬サロンのFacebookページ(プレミアムコース会員のみ公開)では、勝ったカセノダンサーが圧倒的1人気でした!
サロンメンバーは、カセノダンサーの前走における不利について言及。前走では2人気の支持を集めながら9着と惨敗を喫しましたが、これについて「距離短縮後の同距離でローテ不利」、「明らかな展開不利」と敗因を分析。条件が好転する今回は巻き返しが見込めると予想していました。
『スマート出馬表』では、各レースにおける“不利”が一目で分かるコンテンツとして「双馬毅による双馬メモ=双馬メモ」(※1)や、「競馬予想家・馬場虎太郎によるレース内容評価=評価」(※2)を掲載しています。
(※1)予想家・双馬毅が、前走で苦しい経験をして今走で楽な条件になる馬を狙うために、JRA全レースにおける「枠」・「馬場」・「脚質」・「ローテ」の不利を受けた馬を記録しているデータ。
(※2)予想家・馬場虎太郎による各レースにおける各馬の評価。評価はA~Eの5段階で、Aがそのレースで最も不利だった馬=次走以降が適条件であれば巻き返す可能性が高い馬。Eはそのレースで最も恵まれた馬。
カセノダンサーの前走を確認してみると、「双馬メモ」にローテ不利と展開不利の記載。「評価」はA判定となっていました。前走は不利が重なり、能力を出し切れなかったと推測することができますね。
▲11/20(日)阪神12Rの出馬表。「過去5走」を選択
カセノダンサーのこれまでの戦歴を見てみても、「双馬メモ」にローテ不利が記載されていない時に勝ってきたことが分かります。
▲カセノダンサーの戦績(スマート出馬表より)
サロンメンバーの皆さんは、これらの“不利”から一転して、「今回はローテの不利もなく、血統や馬場傾向が合っている」「先行意欲があるテンP持ちで最も外枠」「強力な先行馬が少なく、楽にレースを運べそう」といったことから好走可能と予想。見事な巻き返しでしたね!
また、カセノダンサーは『亀SP』(亀谷敬正の予想)の推奨馬でもありました。こちらでも前走の不利について見解で述べられています。
※プレミアムコース会員限定のFacebookグループから抜粋
予想をする際に、近走の成績をチェックする方は多いと思いますが、今回ご紹介した「双馬メモ」や「馬場虎太郎によるレース内容評価」を活用すれば、さらに深く分析して予想に活かすことができそうです。みなさんもぜひご活用ください!
2022/11/22 (火)