毎週木曜日、先週の編集部による「亀谷競馬サロン」のコンテンツ活用術を紹介いたします。担当は亀谷競馬サロン編集部・Sです。
1/29(日)中京2R・3歳未勝利(ダ1800m)は4人気のマルベリーシチーが1着。2着は1人気のネイロン、3着は6人気のマルモルミエールでした。
このレースでテンP(※)が15か30に該当していたのは、マルベリーシチーとマルモルミエールの2頭のみ。位置取り、展開面などで有利にレースを運べそうだと考えました。
(※)テンP=テンパターン。近走のテン3Fタイム順位(独自に設定)を距離毎にパターン化したもの。数字の15・30・50は出現率の割合を示します。各パターンの出走頻度・好走頻度がクラスが異なっても統一できるため、より実践的な傾向が分かります。
テンパターンで数字(15・30・50)が記載されている馬は、近走でテンの位置取りが上位(前)だった馬で、その数字が小さい程、先行力が上位のタイプという判断が可能です。
▲1/29(日)中京2Rのスマート出馬表。「評価順位」→「テンP」でソート
マルベリーシチーの単勝は7.3倍、マルモルミエールの単勝は16.5倍。『スマート出馬表』を参照すると、どちらかが勝てば単勝の合成オッズ5倍以上が見込めました。
編集部・Sはこの2頭の単勝、さらに馬連とワイドも購入。合計16,000円の購入で115,400円の払戻し。10万円近いプラス収支になりました。
一般的に本命印は1頭のため、単勝は本命1点買いのイメージを持たれている方もおられるかと思います。しかし、単勝を1点しか買わないのは「儲けの機会損失」につながります。
亀谷さんが『先週の亀レビュー』(※)でも書かれていたように、単勝を複数買っても勝てるレースはたくさんあります。たとえば、今年の亀AIも、単勝15倍以上の亀AI注目馬の単勝をすべて買った場合は回収率が122%。該当頭数は1レース平均4頭。単勝4点買いでもプラス収支になっています。無理に単勝を1点に絞って外した場合は、儲けの機会を損することになります。
(※)先週の亀レビュー(1/28~1/29)/亀谷敬正のレース回顧
また、このレースはワイドも馬連も1点ずつ購入しましたが、もしも単勝が外れてワイドだけの的中でもプラス収支にすることができました。結果的には、ワイドと単勝が両方当たりましたし、馬連も当たれば、20万円以上のプラス収支が見込めました。
期待値の高い馬が複数出ているレースは、単勝多点買いに加え、複数の馬券を購入するほうが儲けの機会損失を減らすことができます。
亀谷競馬サロンでは、『スマート出馬表』を活用して期待値の高い馬券を買うノウハウや、亀AIを共有することで、期待値の高い馬を簡単に見つけることができます。機会損失を減らす馬券の買い方も心がけて、今週も競馬を楽しみましょう!
2023/02/02 (木)