毎週火曜日、先週の「亀谷競馬サロン」で盛り上がったレースを参考に、当サイトならではの「今週末の見どころ」を配信いたします。担当は亀谷競馬サロン編集部・Sです。
今週末に注目するのは“馬体重”です。
3/5(日)中山7R・4歳以上1勝クラス(ダ1800m)は、8人気のメイプルエクセルが接戦を制し1着。ハナ差の2着にコースタルテラス、クビ差の3着にブリンディジが入り、8→3→5人気の順で決着しました。
近走で上位入線を続けていた1、2人気馬が馬券圏外へ消える難解なレースとなりましたが、亀谷競馬サロンのFacebookページ(プレミアムコース会員のみ公開)では、上位入線を果たした3頭の推奨が並んでいました!
サロン内で特に人気を集めたのはコースタルテラス(父ヘニーヒューズ)。こちらは「フレッシュなヘニーヒューズ」という推奨理由が並びました。コースタルテラスは昨年9月以来の出走で、4歳馬ですがキャリアはここまで7戦。亀谷サロンメンバーにはおなじみとも言えるヘニーヒューズ産駒の狙い方でしたね!
また、先週の中山ダートでは「大型馬」に注目したサロンメンバーも多くおられました。実際にこのレースの1~3着馬は、1着馬が552キロ、2着馬が512キロ、3着馬が564キロと馬体重の重い馬が上位を独占。
その他のダートレースでも、馬体重500キロ以上の馬による好走が目立っていました。
▲中山ダートの「傾向速報競馬場」→「血統」(スマート出馬表より)
パワーが必要な馬場の時には、「馬体重」にも注目して馬券予想をしていきたいところですね。
また、前走から11か月ぶりの出走となったブリンディジ(父ドゥラメンテ)を推奨する見解も並んでいました。こちらは『スマート出馬表』で確認することができる「テンP」(※)に注目。前走はテンP30以内の馬が9頭いるレースでしたが、今回は2頭。実際のレースでも緩いペースで先行することができていましたね。
(※)テンP=テンパターン。近走のテン3Fタイム順位(独自に設定)を距離毎にパターン化したもの。数字の15・30・50は出現率の割合を示します。テンパターンで数字(15・30・50)が記載されている馬は、近走でテンの位置取りが上位(前)だった馬で、その数字が小さい程、先行力が上位のタイプという判断が可能です。
▲ブリンディジ・前走のテンP30以内該当馬
▲ブリンディジ・今走のテンP30以内該当馬
「テンP」はレースの展開を予想する上でも有効に活用することができますので、こちらもぜひご注目ください!
ちなみに、ブリンディジはYouTube『亀谷敬正の競馬血統辞典』でご紹介しているドゥラメンテ産駒の買いパターン「牡馬のダート1600m以上。母父米国型」にも該当。芝だけでなくダートにも買いパターンのあるドゥラメンテ産駒について、改めてチェックしてみてはいかがでしょうか?
開催3週目を迎える中山競馬場。引き続き大型馬の好走が続く馬場なのか? 注目して馬券予想を楽しみましょう!
2023/03/07 (火)