前走・同コース凡走から巻き返す馬を見抜く方法/今週末(4/8～4/9)の見どころ

毎週火曜日、先週の「亀谷競馬サロン」で盛り上がったレースを参考に、当サイトならではの「今週末の見どころ」を配信いたします。担当は亀谷競馬サロン編集部・Sです。

今週末に注目するのは“中山ダート”です。

4/1(土)中山12R・4歳以上1勝クラス(ダ1200m)は、7人気の人気薄ヒロノゴウカイが1着。2着にデュアルキャリアー、3着にムーヴが入り、父米国型による上位独占となりました。

亀谷競馬サロンのFacebookページ(プレミアムコース会員のみ公開)では、実際の単勝オッズ7人気だったヒロノゴウカイが1人気の支持！ さらに2、3着馬の推奨もズラリと並び、的中報告も相次ぎました！





このレースの上位人気は父欧州型のサクラファシナンテ、スコラーリの順でしたが、妙味は父米国型の馬にありました。

ヒロノゴウカイを推奨したサロンメンバーは、同じ「良」の発表でも、前走のようなパサパサな馬場より、やや含水率が高めで米国型が優勢な今回の馬場のほうが向いていると推測。

実際にヒロノゴウカイの前走を確認してみると…


▲ヒロノゴウカイの前走(3/12(日)中山12R)


父も母父も米国型ではない人気薄が1、2着。父か母父米国型の1～4人気馬は3着以下に敗れていました。人気薄が激走しているところを見ても、前走は米国型ではない馬が恵まれる馬場だったということが言えるかもしれませんね。

逆に、今回は上述のように米国型が優勢と分析。中でも先行粘り込みを期待して、「テンP」(※)を持っている馬に注目。1着ヒロノゴウカイはテンP50、2着デュアルキャリアーはテンP15を持っていました。デュアルキャリアーを推奨した方も同様に、先行粘り込みを期待していましたね。

(※)テンP＝テンパターン。近走のテン3Fタイム順位(独自に設定)を距離毎にパターン化したもの。数字の15・30・50は出現率の割合を示します。テンパターンで数字(15・30・50)が記載されている馬は、近走でテンの位置取りが上位(前)だった馬で、その数字が小さい程、先行力が上位のタイプという判断が可能です。『スマート出馬表』で確認することができます。




この日の中山ダートが「米国指向」というポイントは『今日の亀メモ』(亀谷競馬サロン・レギュラーコースにて公開)でも指摘されていました。


※今日の亀メモ/4月1日(土)


「米国指向」とともに「ストームバード、エーピーインディ系」というポイントも挙がっていましたが、当レースの1着ヒロノゴウカイは父母父がストームバード系、3着ムーヴは父がエーピーインディ系。参考にされた方も多かったのではないでしょうか。

『今日の亀メモ』では、開催日当日にリアルタイム性を重視した内容をお届けしています。当レースのように、最終レースの馬券検討などにぜひご活用ください。

また、3着のムーヴは『亀SP』(亀谷敬正の予想)の推奨馬。当日、リアルサロンスペースで開催された亀谷敬正とサロンメンバーによる馬券共同購入企画「亀馬券プロジェクト」でもこのレースが検討され、見事、3連複を的中！ 24万円以上の払戻しとなり、リアルサロンでもFacebookページでも盛り上がりましたね。


※4/1(土)中山12Rの『亀SP』
※プレミアムコース会員限定のFacebookグループから抜粋


▲「亀馬券プロジェクト」検討中の様子


前走時との馬場の違いを鋭く分析し、当日の特徴も踏まえた予想で的中が相次いだ中山最終レース。今週末はどのような傾向を示すのか？ 『亀メモ』などのコンテンツも参考にしながら予想を楽しみましょう！