2桁着順が続いていた12人気馬の激走を見抜けた訳とは？/今週末(4/15～4/16)の見どころ

毎週火曜日、先週の「亀谷競馬サロン」で盛り上がったレースを参考に、当サイトならではの「今週末の見どころ」を配信いたします。担当は亀谷競馬サロン編集部・Sです。

今週末に注目するのは“中山芝”です。

4/8(土)中山10R・船橋S(芝1200m)はヨシノイースターが1着。2着には12人気のシュバルツカイザー、3着には9人気のハーモニーマゼランが入り、人気薄の激走が高配当を演出しました。

2桁人気馬を含む人気薄が2頭馬券に絡む難解なレースでしたが、亀谷競馬サロンのFacebookページ(プレミアムコース会員のみ公開)では、その2頭を推奨する見解が並び、このレースでも鋭い予想が光っていました！





出走13頭中12人気だったシュバルツカイザーですが、サロンメンバーはYouTube『亀谷敬正の競馬血統辞典』で紹介されている買いパターンに注目して、前走からの一変を期待していました。



シュバルツカイザーの父ダークエンジェルは当チャンネルで1か月前に取り上げられたばかりでした。その買いパターンは「芝1200m以下」とシンプルなもの。実際に産駒がこれまでに勝利した条件は芝1200mが半数を超えています。

前走はダート1400mで13着、前々走は芝1600mで15着と2桁着順が続いていたシュバルツカイザーですが、キャリア初の芝1200mで見事な巻き返しとなりました。3勝クラスに上がって以降、様々な距離を使われ足踏みが続いていましたが、今回が適した条件だったのかもしれませんね。


▲シュバルツカイザーの前走までの戦績(スマート出馬表より)


また、シュバルツカイザーは『亀SP』(亀谷敬正の予想)の推奨馬でした。こちらでも「待望の芝1200mへ初出走」との見解が書かれていました。


※プレミアムコース会員限定のFacebookグループから抜粋


ちなみに、先週の中山芝では「欧州型」が活躍。上記のレースで2着に激走したシュバルツカイザーも父が欧州型のノーザンダンサー系(大系統)ですが、9人気で3着に入ったハーモニーマゼランも母父が欧州型のノーザンダンサー系(大系統)。その他のレースを見ても、やはり欧州型の好走が目立っていました。


▲先週の中山芝「傾向速報競馬場」→「国系統」(スマート出馬表より)


▲『今日の亀メモ/4月9日(日)』(レギュラーコースにて公開)。中山芝では「父か母父欧州型ノーザンダンサー系」がポイントに挙げられていました。


今週末が最終週となる中山競馬場。牡馬クラシック一冠目の皐月賞も行われますが、しっかり馬場・血統傾向を見極めて馬券予想に挑みましょう！