前走大敗馬をサロンメンバーが自信を持って狙えた理由/今週末(5/20～5/21)の見どころ

先週の「亀谷競馬サロン」で盛り上がったレースを参考に、当サイトならではの「今週末の見どころ」を配信いたします。担当は亀谷競馬サロン編集部・Sです。

今週末に注目するのは“前走大敗からの巻き返し”です。

5月14日(日)東京2R・3歳未勝利(ダ1600m)は、4人気のブレードキング(父マジェスティックウォリアー)が直線しぶとく差し切り勝ち。前走2桁着順からの見事な巻き返しを見せました。

前走で勝ち馬から2.7秒離された15着ということもあり人気を落としていたブレードキングですが、亀谷競馬サロンのFacebookページ(プレミアムコース会員のみ公開)では1人気の支持！ 血統・馬場傾向や亀谷競馬サロンのコンテンツを存分に活用した予想が光りました！





勝ったブレードキングはマジェスティックウォリアー産駒。YouTube『亀谷敬正の競馬血統辞典』では過去に種牡馬解説で取り上げていますが、その中で紹介している買いパターンは「ダート1600m以下で前走4着以下は買い」。“走りやすい枠やリズムになれば巻き返すのが特徴”、“キャリアを重ねて上昇”といった産駒の特徴が解説されていました。



前述の通り、前走で15着と大敗を喫していたブレードキングですが、今回買いパターンに該当。妙味もあるということで支持が集まっていましたね。

前日からの同コース(東京ダ1600m)における傾向を詳しく分析したサロンメンバーは、「父以外でサンデー系持ち＆短縮馬＆テンP上位」が人気薄で好走していると推奨理由に挙げていました。

『スマート出馬表』で確認してみると…


▲当レースまでの東京ダ1600m「傾向速報コース」→「系統」


▲当レースまでの東京ダ1600m「傾向速報コース」→「評価順位」


前日から当レースまでに東京ダ1600mで3着以内に好走した人気ランクD以下(※1)の4頭は、父が非サンデー系で母父がサンデー系。さらに前走から距離短縮だったことも共通。ブレードキングを含めた3頭は「テンP」(※2)が50以内の馬でした。

(※1)全競馬新聞のデータなどから当日の予想オッズを予測しランク化したもの。A～Eの5段階で評価。人気ランクAは当日ほぼ1人気になる馬で、ランクが下がるほど当日のオッズも下がります。人気ランクAは95％の馬が当日1人気で平均複勝率は75％。人気ランクEは当日ほぼ人気薄で複勝率は5％ほど。

(※2)近走のテン3Fタイム順位(独自に設定)を距離毎にパターン化したもの。数字の15・30・50は出現率の割合を示します。各パターンの出走頻度・好走頻度がクラスが異なっても統一できるため、より実践的な傾向が分かります。テンパターンで数字(15・30・50)が記載されている馬は、近走でテンの位置取りが上位(前)だった馬で、その数字が小さい程、先行力が上位のタイプという判断が可能です。


このサロンメンバーは、亀谷競馬サロンでレース前日に公開している、プロ馬券師・双馬毅氏による『馬場のクセ分析』も活用。こちらには東京ダートについて「短縮馬」が記載されており、今の馬場にも合っていると分析していました。


※馬場のクセ分析・5月14日(日)/双馬毅


また、4人気1着のブレードキングと、こちらも前走で2桁着順だった6人気3着のナイトスピアーは、亀谷競馬サロン・プレミアムコース限定で公開中の『うまく当たる亀AIプレミアム』の「AI注目馬」にも該当。プレミアムコース会員の方には全レース・全頭の「AI予測値」を公開していますが、2頭の予測回収期待値は出走メンバー中、1位と2位でした。


※5月14日(日)東京2Rの「AI予測値」
※プレミアムコース会員にはエクセルファイルで配布しています。


血統の買いパターンや馬場傾向を踏まえつつ、AIによる期待値も上手に活用したサロンメンバーの皆さんによる見事な予想でしたね！

前走で大敗している馬を馬券で狙うのはなかなか難しいかと思いますが、亀谷競馬サロンのコンテンツを活用して激走馬を見つけてみてはいかがでしょうか？