▼先週のトピックス
・皐月賞回顧とキタサンブラック産駒について
・血統は「消せる馬」を見抜くにも適したツール
・土曜中山9R・山藤賞も上位人気を危険視
▼皐月賞回顧とキタサンブラック産駒について
皐月賞は、1着ソールオリエンス(2人気)、2着タスティエーラ(5人気)、3着ファントムシーフ(1人気)という結果。払い戻しは単勝520円、馬連3510円、3連複3770円、3連単24,780円。
ソールオリエンスの父はキタサンブラック。恥ずかしながら、無印。ソールオリエンスのような戦歴とオッズのキタサンブラック産駒は期待値が低いのも事実。ただ、ソールオリエンスは『イクイノックス級の天才(例外)かもしれない』とは、レース前にも恐れていたんですが、嫌な予感は当たりました。
それでも、キタサンブラック産駒がディープよりも直線スピードに優れた馬を出す確率が低いのは今後も変わらないと思います。
変わるとすれば、社台、ノーザンも今以上に力を入れていくので、繁殖や、育成のノウハウが向上すること。今後の産駒も楽しみですね。
キタサンブラックもさることながら、母父モチベーターは、過去3年の皐月賞で2連対。ディープ、ハーツとは日本での相性がいまひとつだったので、過小評価されていましたが、いい母父です。
▼血統は「消せる馬」を見抜くにも適したツール
日曜日の福島11R・福島民報杯(芝2000m)では、「亀SP」推奨馬としてカレンルシェルブルを本命に推奨。結果は2人気で1着。1着◎カレンルシェルブル(2人気)、2着エリオトローピオ(5人気)。3着プライドランド(7人気)で、払い戻しは単勝410円、馬連3130円、3連複16,810円、3連単85,440円。
※プレミアムコース会員限定のFacebookグループから抜粋
このレースのポイントは推定1、2人気のバジオウ、ロングランが危険なこと(無印)。何度も書いていますが、単勝5倍前後の馬は、血統で買いパターンに該当していても、単独で期待値を取るのは難しいです。
ただし、このレースのように他の人気馬が消せるのであれば、大幅に期待値が上昇します。つまり、カレンルシェルブルに自信があるだけではなく、他の人気馬を消せることに自信があったので「レースを推奨」したわけです。そして、血統は「買える馬」と同じか、それ以上に「消せる馬」を見抜くにも適したツールなのです。
と、皐月賞もソールオリエンスが消えてくれれば、もっと大きな声で言えたのですが(笑)、天才を恐れずに馬券勝負することも大事だと思います。
▲当日のリアルサロンスペース
続く福島12R・4歳以上1勝クラス(ダ1150m)も「亀SP」推奨レースとしました。本命はザファクター産駒のサンダビューク。対抗にサノノヒーローを狙いました。
結果は 1着○サノノヒーロー(9人気)、2着ダレモトメラレナイ(1人気)、3着キリシマタウン(15人気)という決着で、クビ差の4着に◎サンダビューク。払い戻しは単勝3030円、馬連3290円、3連複79,410円、3連単556,830円。
結果は本当に悔しいものですが、ダレモトメラレナイは紙一重の2着。ほかの消した人気馬は、仮に、10回やっても馬券圏内に走れるのは1回程度。
サンダビュークは、10回やったら半分ぐらいは馬券になれたし、勝てたとも思うので、アプローチには満足しています。あとは、先週で運を使い過ぎた(笑)って感じですね。
▼土曜中山9R・山藤賞も上位人気を危険視
土曜日の中山9R・山藤賞(芝2000m)は、スズカハービンが優勝。払い戻しは単勝2490円、馬連10,040円、3連複21,190円、3連単169,330円。
このレースも1~3人気はノーザンファームの主流血統馬で、すべてが連対圏を外しました。もちろん、このレースを推奨したのも、上位3人気がすべて全滅する可能性が高いレースだから。
平場のおいしいレースを選ぶ概念やツールを共有すること、それをメンバーと語り合えるのは「亀谷競馬サロン」だからできること。今週も「亀谷競馬サロン」だからこそ実現できる競馬の楽しみ方を共有して、上質なサロンを皆さんで作り上げましょう!
2023/04/19 (水)