▼先週のトピックス
・堀江さん(ホリエモン)は勝った馬券の金額で喜んでいるわけではない!
・おいしいレースを選んだ時点で馬券勝利の可能性は大幅に上昇
・重賞レースで「亀SP」の信頼を失墜させたことに猛省
▼堀江さん(ホリエモン)は勝った馬券の金額で喜んでいるわけではない!
先週日曜日にYouTubeでライブ配信した「ホリエモンチャンネル×亀谷サロンコラボ生配信」。今回も配信開始直後の東京10Rで、堀江さんが50万円超えの的中。その後、配信でもおまけで(笑)推奨した東京最終レースも本命のラックスアットゼアが楽勝。相手2頭のうちの1頭シアージストが3着でワイド1240円を2点で的中。
東京10R、12Rともに「亀AI」推奨馬(『うまく当たる亀AI』の「AI注目馬」)が馬券になったわけですが、堀江さんも「亀AI」に大変興味を持っていただきました。それもそのはず、実は堀江さんはデジタルと競馬の融合の可能性に30年近く前から着目していたのです。ボクはそのことを知っているので、堀江さんを30年近く前から尊敬しています。
また、馬券ゲームの面白さは、何千億ものお金を動かしている堀江さんが、数十万円のプラス収支で楽しまれていることではないでしょうか。
馬券というゲームは、釣りでいえばスポーツフィッシングのようなものであり、マネースポーツだと思っています。
おいしい魚を食べたいのならば、腕のいい板前と漁師にそれなりのお金を渡せば実現できます。自分で釣竿を持ち、船を出すのは、金銭面ではかなり非効率です。それでもスポーツフィッシングが楽しいのは、漁師にお金を渡すだけでは得られない体験があるからです。それに近いものが馬券ゲームにはあると思っています。
堀江さんは、馬券で儲かる金額自体にはさほど興味はないはずです。「機械で期待値の高い馬を導き出すことができる」ことに面白みを感じてくれているのだと思います。おそらく「亀谷競馬サロン」の多くの皆さんもそうではないでしょうか。
お金だけでいえば、「亀AI」の公開自体も非効率です。「目先のお金だけ」にこだわるなら「亀AI」は公開しないほうがいいでしょう。ただし公開することで、先週も堀江さんやユーザーの皆さんに喜んでもらえました。予想を発信し続けてきたからこそ、競馬を愛する素晴らしい方々との出会いが生まれました。
今のところ、馬券ゲームには興味がない優秀なエンジニアが堀江さんの周りにはたくさんいることでしょう。そのなかのひとりでも「ホリエモンチャンネル×亀谷サロンコラボ生配信」で我々が遊んでいる姿を見て、競馬に興味を持ってくれれば、それは競馬界を大きく発展させる可能性を秘めます。
競馬は、AIを用いて分析する不完全ゲームとしても、最高のゲームだと確信しています。我々の楽しみ方を多くのエンジニアが共有してくれれば、将来の競馬の楽しみ方は、もっと大きく発展するでしょう。
なお、この考え方は、競馬を機械分析するプレイヤーの中ではかなり特殊であることは自覚しています(普通は隠したほうが目先のお金は儲かるのですから)。ただ、変わった考え方だけれども、間違っているとも思っていません。
今後も「亀谷競馬サロン」では、オリジナリティがあり、かつ高額なコストをかけたツールをメンバーの皆さんと共有し、他では味わえない競馬の楽しみ方も共有していきます。
▼おいしいレースを選んだ時点で馬券勝利の可能性は大幅に上昇
6月24日(土)の函館11R・青函S(芝1200m)は、1着△ゾンニッヒ(2人気)、2着▲カルネアサーダ(3人気)、3着◎マイネルジェロディ(6人気)。払い戻しは、単勝340円、馬連1600円、馬単3000円、3連複7210円、3連単31,830円。
リアルサロンでも、当日のライブ配信(プレミアムコース限定のFacebookページで公開)でも『1人気のメイクアスナッチが馬券圏外になるだろう』ということが、このレースを選ぶ上で最も大事だとお話ししました。結果もその通りになりました。
▲当日のリアルサロンスペース
今開催における函館芝1200mの古馬混合戦は、かなり馬券で儲けることができました。走りやすい馬のタイプを読めていたのも大きいのですが、もっと大きなことは「馬券圏外になる可能性が高い3歳馬」が、人気になって続々と馬券圏外に消えたことです。
「亀谷競馬サロン」では常識なのですが、「期待値の高い人気薄」を選び続ける以上に「期待値の低い人気馬」を安定して選び続けることが、馬券で勝つ楽しみを味わうには極めて重要なのです。
6月24日(土)の東京12R(芝1600m)もそうです。1着はキタノブライド(8人気)、2着エールトゥヘヴン(3人気)、3着ドラミモン(6人気)。払い戻しは、単勝1500円、馬連4850円、馬単10,560円、3連複12,780円、3連単75,500円。
このレースは当日、リアルサロンに来ていたサロンメンバーと馬券を共同購入する「亀馬券プロジェクト」の対象レースにしました。それは、1人気のランプシーが消えるからです。あとは、ランプシー以外から馬券を買えば、たいていの目は期待値が高いのです。
なお、このレース。ボクの本命はハズレてしまったのですが、「亀馬券プロジェクト」参加者が推奨した得票数の多い馬が、1着~3着馬に集まっていました。
亀谷の予想なんてそんなもんです(笑)。ただ、参加するレースの選び方だけは安定しているつもりです。実際、「亀SP」指名レースは、人気薄の回収率が高いことには自信があります。東京最終レースも、亀谷以外の多くのメンバー(笑)は、狙った馬から馬券を回収することができたのですから。
▲「亀馬券プロジェクト」で多くのサロンメンバーが推奨した馬による上位決着に。
翌日の6月25日(日)阪神8R・城崎特別(芝1800m)でも、1人気マキシ飛ばしに成功。プレミアムコース会員限定のライブ配信でもお伝えした通りの決着となりました。
結果は、1着ショウナンアレクサ(3人気)、2着トンジンチ(6人気)、3着サスケ(5人気)。払い戻しは、単勝660円、馬連3740円、馬単7890円、3連複10,130円、3連単50,420円。
「これもマキシが飛ぶのでおいしいレース」という情報だけがあれば、期待値の高い馬を買える可能性が高いレースでした。
▼重賞レースで「亀SP」の信頼を失墜させたことに猛省
それにしても、重賞レースの予想が酷いもので、反省の日々です。ただ、特に今年は、人気薄の期待値がおいしくないレースが多いことも事実です。
また、もうひとつの反省は、重賞レースをすべて惰性で「亀SP」推奨馬と定義していることです。「亀SP」とは、おいしいレースを選ぶスパイスの意味も込められています。
おいしくもない重賞レース、およびそのレースの推奨馬を惰性で「亀SP」と呼んでいたのはミスだと認めざるをえません。「亀SP」の価値を自ら失墜させていた行為で情けない限りです。
今週末からは、重賞レースを安直に「亀SP」と名付けるのは辞めることにします。