▼先週のトピックス
・バイアスの影響が強烈に出ることを利用したラジオNIKKEI賞
・土曜の福島ダートも人気馬と逆バイアスで本線的中
・競馬の話題を共有して人生の豊かさも共有する
▼バイアスの影響が強烈に出ることを利用したラジオNIKKEI賞
7月2日(日)の福島11R・ラジオNIKKEI賞(芝1800m)は、1着◎エルトンバローズ(3人気)、2着△シルトホルン(4人気)、3着〇レーベンスティール(1人気)。払い戻しは、単勝830円、馬連6460円、馬単13,170円、3連複4690円、3連単50,060円。
1人気のレーベンスティールは、減速要素が少ない東京の芝なら強い馬。ただし、福島の芝1800mでは大幅に減速する可能性が高い血統。レース前に『フィエールマンのような負け方をする可能性は高く、追走させれば自滅もある』と解説したように、フィエールマンのような負け方をしました。
勝ったのは本命のエルトンバローズ。母父は減速要素に強いロベルト系のブライアンズタイム。これで母父ブライアンズタイムは当レース3勝目。レース前にも言いましたように、東京ダービーとラジオNIKKEI賞において最高の血統。
『スマート出馬表』を見ても「父か母父ロベルト系でテンTが上位順」で馬券を買っても本線で獲れたレース。
▲ラジオNIKKEI賞の出馬表。「テンT」でソート(スマート出馬表より)
父か母父ロベルト系でテン上位は、順番にシルトホルン、バルサムノート、エルトンバローズの順。結果は、この3頭が1、2、4着。
このように「バイアス」の影響を受けやすいレースは、バイアスに恵まれる馬が上位を占めますし、バイアスに合わないレーベンスティールのような馬は、どんなにスピードが抜けていようとも大幅にパフォーマンスを落とすわけです。
▼土曜の福島ダートも人気馬と逆バイアスで本線的中
7月1日(土)の福島11R・鶴ヶ城S(ダ1700m)は、1着リリーミニスター(5人気)、2着カズプレスト(6人気)、3着オンザライン(2人気)。払い戻しは、単勝800円、馬連4700円、馬単8390円、3連複5550円、3連単37,490円。
このレースも1人気のレッドラパルマが消せるというところから『亀SP』に推奨。
※鶴ヶ城Sの『亀SP』
※プレミアムコース会員限定のFacebookグループから抜粋
1人気のレッドラパルマは過去にも、当コースを短縮で出走。大幅にパフォーマンスを下げ、人気を裏切ったことがある馬。また、父も母父も非米国型。「テンT」も下位の馬。このレースは「テンT」上位の追走力と、血統面でも追走に強い米国要素が問われるレースと想定。そうであれば、適性面からも危険な馬。
本命のリリーミニスターは出走馬唯一の父も母父も米国型。「テンT」順位は3位。2着のカズプレストも4L系統のうち3系統が米国型。テンTは1位。「テンT」と「米国型」に注目すれば本線で獲れるレース。レース前にもそのように解説しました。
▲鶴ヶ城Sの出馬表。父の「国系統」でソート(スマート出馬表より)
▲鶴ヶ城Sの出馬表。「テンT」でソート(スマート出馬表より)
▲サロンメンバーとの馬券共同購入企画「亀馬券プロジェクト」でも当レースが検討され、見事的中!
▼競馬の話題を共有して人生の豊かさも共有する
先週公開の『亀レビュー』では、馬券はスポーツフィッシングのようなゲームだというコラムを書いたところ、何と! スポーツフィッシングの道具を製作している会社にお勤めのメンバーさんから、『まさにその通りのコラムです!』とリアクションを頂戴しました。
(参考記事)
先週の亀レビュー(6/24~6/25)/亀谷敬正のレース回顧
そのメンバーさんは先週、リアルサロンにご来場いただいたので、少しお話しすることで、また新たな人生の知見を得ることもできました。
このように、競馬を通じて社会的交流も豊かにしていくことが「亀谷競馬サロン」の魅力だと思うのです。
ボクの人生にも選択肢はありました。ひとつは『スマート出馬表』や『亀AI』のようなツール、そして競馬の予想方法を誰にも発信せずに、馬券の利益だけを増やす道。もうひとつは、今やっているように皆さんとツールや理論を共有する道です。
ボクは、皆さんとツールや理論を共有して「競馬の追及を共有する道」を選びました。おかげで人生がとても充実しています。
これからも「亀谷競馬サロン」で競馬を楽しみ、皆さんと競馬を追及することを通じた人生を日々楽しむ所存です。
2023/07/05 (水)