▼凱旋門賞。フランケル祭りと木實谷さんへの感謝
今年の凱旋門賞はフランケルを買えば当たるレース。
※見解の一部のみ公開
※プレミアムコース会員限定のFacebookグループから抜粋
※プレミアムコース会員限定のFacebookグループから抜粋
※先週末(9/30~10/1)のリアルサロンレポート
これは、今となっては「結果論」ですが、「レース前」に「フランケルを買えばいい」と言えたこと。「フランケル祭り」を「亀谷競馬サロン」の友と共に楽しめる舞台装置を準備していたことには達成感があります。「フランケル凱旋門賞祭り」を楽しみつくす舞台装置を作ったのは「亀谷競馬サロン」が世界随一だという自負もあります。
…と、ボクは自己肯定感が強すぎなんで(笑)、そんなことを厚かましく言えるのですが、この祭りに貢献したボクの力など微々たるもの。
祭りへの貢献度に対してボクが仮に1点を頂戴できるとするなら、1000点以上の貢献度を果たされたのはノーザンファーム天栄場長・木實谷さんです。海外馬券ゲームをJRAでやるには、まずはJRA所属馬が出なければ始まらないのですから。
(※)ノーザンファーム天栄・木實谷雄太「フロントライン」 連載一覧
(なお、ボクが1に対して、木實谷さんが1000点以上なのは間違いないですが、他にも1000点以上の貢献度を果たされた方はいらっしゃいます。JRAにしたって貢献度は高いでしょう。ただ、JRAの貢献度も1000点だとしても、JRAは10万点ぐらいの仕事ができるはず。何ならボクが同じ仕事もらえたって2000点ぐらいの仕事はできます。多分(笑)。「亀谷競馬サロン」メンバーにとって木實谷さんは特別な仲間ですから、我々は木實谷さんだけをフューチャーさせていただきます)
もしも、木實谷さんがホースマンにならなければ、我々は「凱旋門賞のフランケル祭り」をJRAで売っている馬券ゲームで共に楽しむことはできなかったかもしれません(木實谷さんは、あまり表に出たがらないし、周りに気を遣うからこそ、ボクが代わりに声を大にして言いたいです)。
そこまで言いながら『スルーブンシーズを無印にしているのは、人としてはどうか?』と問われたならば、返す言葉はありません(笑)。サロンメンバーで直木賞作家の馳星周さんも、スルーセブンシーズ全力応援でしたし、メンバーの多くの人にとって勝ってほしいのはスルーセブンシーズでした。ボクもそのひとりです。
しかし、ボクはスルーセブンシーズに先着できる可能性がある馬が4頭いると予想。その4頭しか推奨しませんでした。その見解を発表することは、ボクの仕事です。私情は別として正しい分析をすることが、レースを終えた後に、木實谷さんをはじめとするホースマンへの信頼にもつながると信じているからです。
小さいスケールのお金だけの話をするなら、今回の凱旋門賞の「馬券ゲームで勝つだけ」の最善手は、予想を誰にも発表せずに馬券をガッツリ買うことです。もちろん、凱旋門賞の見解も多少は皆さんから報酬を頂戴しましたけど、黙って凱旋門賞の馬券を買ってたほうが「お金だけなら」何倍も儲かってました。
しかし、そんな小銭よりも(…やっぱ、もうちょっと欲しいですが(笑))、凱旋門賞の予想を発表することで、お金以上の大きな価値を手に入れました。
凱旋門賞の予想を発表したことにより、多くのホースマンと「強い馬作り」「楽しい競馬作り」を話し合う機会が、より一層増えると思っています。おかげさまで多くのホースマンから「血統ビーム」への反響を頂戴しております。それもお金では得ることができません。
何を隠そう、木實谷さんも血統ビームを愛用して20年以上です。今回の凱旋門賞の分析を手伝ってくれたスタッフも、20年以上前からユーザでした。競走馬のオーナー、生産や繁殖に携わる方々もサロンメンバーに仲間入りしています。このコミュニティにもお金が欲しくて集まっている人はいません。
これからも、木實谷さんとも連載を通じて、サロンメンバーの皆さんと世界中の競馬を追及していきます。木實谷さんのインタビューは、他のメディアでも見られるかもしれませんが、「血統ビーム」の概念を共有した議論を聞くこと、そして、時にはミシュランシェフのプロデュースでバーベキューをしながら直に話すことができるのも「亀谷競馬サロン」だけです。
※亀飯特別編!亀谷サロンバーベキュー大会 in ノーザンファーム天栄を開催いたしました!
今回の「凱旋門賞フランケル祭り」を楽しみつくす装置をメンバーの皆さんと「レース前」に準備、共有できたことには大きな達成感がありました。
今回の達成感と感動。次回の祭りへの大きな期待感。これらの体験は、今となってはいくらお金を出そうとも買うことはできません。後の祭りです。
この体験はプライスレスです。競馬とホースマン、ファンの皆様に感謝申し上げます。
そして「フランケル凱旋門賞祭り」を体験したメンバーの中から、次に訪れるであろう「祭り」を、より盛り上げてくれる方々が必ずや登場することでしょう。その祭りは今週さっそくやってくるかもしれません。今週も「亀谷競馬サロン」を通じた競馬が楽しみです。
2023/10/04 (水)