Mの法則でお馴染みの今井雅宏氏と当サロン主催・亀谷敬正との師弟トークコラム『今井雅宏×亀谷敬正 ~トレンド種牡馬トーク~』。馬券的に美味しい種牡馬の解説、馬券的な活用方法などをデータを交えながら説明いたします。
第137回目のトークテーマは先週の振り返りと新たに始まるルヴァンスレーヴです。師弟によるディープな競馬トークをお楽しみください!
今井雅宏(以下、今):小倉大賞典は7番人気のショウナンアデイブ本命で、ロングラン対抗の1点目で当てたよ。セルバーグが粘れば3連単1700倍も当たったんでショックだけど、和田も復帰間もないから仕方なかったかな。
亀谷敬正(以下、亀):僕もショウナンアデイブ本命でしたよ。
今:お、一緒だったんだ。またどうして?
▼参考/競馬放送局
双馬毅&亀谷敬正らが小倉大賞典を的中!/先週のMVP
亀:ディープインパクトは根幹距離型ですが、キャリアを重ねると次第に重いパワー型にシフトチェンジしていくんですよ。
今:つまり、心身が硬くなるわけだ。
亀:ええ、有馬記念のシャフリヤールも非根幹距離で激走したじゃないですか。あれと同じパターンですね。キズナも同じで、次第に非根幹距離化していく。
今:エピファネイアも同じだよね。
亀:古馬になって非根幹距離向きになるわけですよね。
今:まさにこのレースで人気になったエピファニーがそれだよね。初オープン勝ちは2000mだったけど、その後の2度の重賞激走は、この小倉1800mだった。さすがに今回はカテゴリーストレスがキツくて届かなかったけど。
あと、馬体重の問題もあったよ。ショウナンアデイブの前走は輸送で6キロ減ってたでしょう? あれでもう、走る前から凡走することは分かる。2走前に馬体を増やしてようやく勝った量系だからね。輸送減りすると厳しい。だから今回は、「馬体が増えてくれば」と解説しての本命だったんだ。