Mの法則でお馴染みの今井雅宏氏と当サロン主催・亀谷敬正との師弟トークコラム『今井雅宏×亀谷敬正 ~トレンド種牡馬トーク~』。馬券的に美味しい種牡馬の解説、馬券的な活用方法などをデータを交えながら説明いたします。
第156回目のトークテーマはコースのポイント分析として、福島ダ1150mを取り上げます。師弟によるディープな競馬トークをお楽しみください!
今井雅宏(以下、今):このあいだサートゥルナーリアで話した内容で、復習にちょうど良いレースがあったよ。先週土曜の福島8Rだけど。
亀谷敬正(以下、亀):ペプロスが逃げ切り勝ちしてますね。
今:本命で単勝10倍ついたけど、「延長のサートゥルナーリア」だったんだ。この日は雨上がりでかなり湿ってて。
亀:そういえば、「軽い道悪の延長が合う」って話をしてましたよね。
今:精神コントロールが難しいタイプだから、延長は少し湿ってると掛かるリスクが減るんだよね。ショウヘイの京都新聞杯も延長の稍重で勝ったし、再延長だったダービーの3着も直前まで稍重で、ちょうど今回と全く同じシチュエーションだったよ。それと延長の場合は非根幹距離だとよく走って、気の悪さを出す隙がなくなるんだ。
亀:なるほど、1400m、1800m、2200mの延長は全て単勝回収率100%を超えてますね。
今:このレースは人気薄の3着ケイツーブルも評価して万馬券当てたけど、これはグレーターロンドンの外枠だったよ。
亀:グレーターロンドンは馬券的に期待値の高い種牡馬ですからね。
今:それと道悪とかの荒れ馬場の外枠からスムーズだと、まだウチパクも怖いよね~(笑)。福島のダートでは、勝負レースのTUF杯で本命が勝ったけど、このレースは福島のダ1150mだったんだ。
亀:あ、ボクは福島ダ1150mだと日曜のさくらんぼ特別で5番人気のビバップから獲りましたよ。
今:おっ、それはちょうど良いね~(笑)。今週は福島のダートをやろうと思ってたんで、まずこの2レースをサンプルに見ていこうか。福島ダ1150mは結構面白いんだよね。芝スタートで、しかも距離が中途半端で短いでしょう。かなりトリッキーなんで、それに対応出来るかがポイントになる。