Mの法則でお馴染みの今井雅宏氏と当サロン主催・亀谷敬正との師弟トークコラム『今井雅宏×亀谷敬正 ~トレンド種牡馬トーク~』。馬券的に美味しい種牡馬の解説、馬券的な活用方法などをデータを交えながら説明いたします。
第159回目のトークテーマは、前回に続き「Mの法則」の大ファンである芸人さんを交えて、今井さんが的中したレースの振り返りです。師弟によるディープな競馬トークをお楽しみください!
亀谷敬正(以下、亀):前回の続きです。7/20(日)の潮騒特別で3連複340倍を本線的中した話の途中でしたね。
今井雅宏(以下、今):モズアスコットの短縮を狙ったんだよね。
亀:このレースは内枠の短縮でモズナナスターとピコアーガイル、どっちを本命にするかの2択でした。
芸人H(以下、H):どういうことですか? キョウエイボニータは駄目ですか? 内枠の先行馬で短縮でしたが。
亀:イスラボニータ産駒だから、短縮は良くないんですよ。
今:それと函館SSのドンアミティエのとき解説したように、高速馬場のハイペースはダートを走れる馬が有利だよ。それで10番人気のハートホイップを▲にしたんだよね。ジョーカプチーノ×クロフネのパワー血統で。
亀:前走は反動が出ていましたからね。
今:あとモズナナスターはモズアスコットの短縮だけど、前走がダートのオープンだったんだ。こういうパワーで強引に走る揉まれ弱いタイプは、相手が弱くなってレース質が軽くなると、気分良く走れる。だからタフな相手のダートから軽い高速芝替わりは好走しやすい。
逆に言うと、前走より辛い状況になると投げ出すタイプで、今週(7/26)、このモズナナスターがTVh賞に人気で出走してきたでしょう?
H:勝ったあとの連闘で、今回は3番人気で消えました(9着)。