Mの法則でお馴染みの今井雅宏氏と当サロン主催・亀谷敬正との師弟トークコラム『今井雅宏×亀谷敬正 ~トレンド種牡馬トーク~』。馬券的に美味しい種牡馬の解説、馬券的な活用方法などをデータを交えながら説明いたします。
第177回目のトークテーマは特別編として「阪神JFステップレース分析」をお届けします。
阪神JF出走馬の前走がどのようなレースだったのか、師弟によるディープな競馬トークをお楽しみください!
今井雅宏(以下、今):いよいよ『ウマゲノム版種牡馬辞典』の締め切りが、あと1週間になったよ。
亀谷敬正(以下、亀):年明けに種牡馬辞典を出すんですよね?
今:もう寝る間もないよ(笑)。先週は鳴尾記念の3連複94.4倍を◎▲○の本線1点目で当てたけど、ちょうど辞典の解説にピッタリだったよ。3連単488倍も、2番目の買い目で的中したんだよね。
亀:ボクもデビットバローズ本命でしたが、センツブラッド▲で3連複本線的中とは凄いですね。
今:今回の辞典には種牡馬毎の「牡牝の違いの分析」にかなりスペースを割いてて、あとセン馬もやっているんだ。
亀:大事ですね。デビットバローズもセン馬でした。
今:ロードカナロアはセン馬になると延長向きになるって分析してあるよ(笑)。それと今回は「枠とダッシュ力」の関係も詳しく分析していて、それからするとオールナットの短縮外枠なんかはアウトだった。
亀:それは面白そうですね。競馬ファンの大半はテンのタイムを見てないですからね。
今:えっ! テンを見てないの?
亀:そうなんですよ。だって多くの人が見ているJRAのホームページにはテンのタイムなんて載ってませんしね。だから、テンのタイムを見るだけで高配当を取れるレースは多いですよ。もちろん、テン1ハロンのタイムなんてほとんどの競馬ファンは見ていません。先週もテン1Fの速さと枠を見るだけで土曜中京の93万馬券を獲りました。
※参考
先週の的中情報/競馬放送局
今:凄いじゃん。
亀:あと土曜中山のアンドアイラヴハーも本命でした。
今:あっ、それは本命だったよ。
亀:やっぱり! 一緒の本命はよく勝ちますよね(笑)。短縮の開幕内枠で前に行ってと、基本でしたもんね。
今:昔と違って馬場が荒れると凄いスローになるから、むしろ芝は高速の方がペースが読めて当てやすかったりするよね。日曜も3連複の高配当本線で当てたけど、やっぱり芝だったし。普段はダートの方がペース上がるんで、理詰めで2、3点目以内とかの万馬券も当てやすいけど。
亀:そうなんですよね。スローの長距離は騎手≒気分、運の要素が強くなりますし。では阪神JFのステップレース分析にいきましょう。まずアルテミスSのミツカネベネラは、モーリス×ダイワメジャーでスピード寄りの配合がどうか。
今:精神コントロールの難しいタイプだから、前走は雨が降っていて集中出来て良かったんだよね。それと入れ込みも最小限に抑えてたから。あれ以上テンション上がって減ってきたりすると厳しい。ポケットで、また雨とか降って集中出来る環境が良いけど。
亀:タイセイボーグもスピード型なのがどうか。
