今週の木曜日に「【第2回】サロンメンバーに聞いてみました! 亀谷サロンの魅力とは? サロンメンバーインタビュー!」を公開いたします!
そこで今回は公開に先立ちまして、昨年2020年の9月に掲載した「【第1回】サロンメンバーに聞いてみました! 亀谷サロンの魅力とは? サロン入会前と入会後の変化とは?」を改めて公開させていただきます!
※こちらの記事は2020年9月に掲載されたものです。
競馬予想家・亀谷敬正氏がFacebookで「亀谷競馬サロン」を開設してから約3年、2019年には会員が自由に訪れることのできるリアルサロンスペース(東京・水道橋)も完成し、開設以来、多くの競馬ファン、会員に支持され続けています。
競馬ファンのなかにも「亀谷競馬サロン」という名前を目にしたことがある方は少なからずいらっしゃることでしょう。
ただ、実際なにをやっているのか、どういう人が会員になっているのかわからずに、入会を躊躇してしまっている方もいらっしゃるかもしれません。
そこで当記事では亀谷競馬サロンの会員(以下、サロンメンバー)の御三方に、インタビューを試み、「亀谷競馬サロン」の魅力に迫ってみることとしました。
――それでは自己紹介を兼ねて、お名前と競馬歴を教えてください。
松岡秀一さん(サロン歴3年):「競馬歴はライスシャワーが走っていた頃からですから、25、6年になるでしょうか。小学校5、6年生からですね。」
中村翔さん(サロン歴2年):「僕はオルフェーヴルがダービーを勝った年なので、2011年から。震災の年ですね。約10年ですね。」
小出佳生さん(サロン歴1年半):「私は松岡さんよりちょっと長いくらい。だいたい30年くらいでしょうか。」
――御三方が亀谷敬正氏を知ったのは?
松岡さん:「亀谷さんが『競馬予想TV!』(2001年、日本ダービー)でジャングルポケットの単勝に20万円突っ込んでいるのを見てからですね。」
中村さん:「グリーンチャンネルの『競馬場の達人』で千鳥さんがゲスト出演されていて、そこにアドバイザーとして亀谷さんがいらして。そこでバンバン当てているのがすごいなと思って。それからですね。」
小出さん:「私はダビスタ世代なので、もうほんと最初からですね。亀谷さんの名前が世に出だした頃から知っています。」
――皆さん、亀谷さんのファンということでサロンに入会された?
松岡さん:「そうですね。もともと競馬放送局で亀SPの配信を買っていて、サロンに入ればもっと詳しくお話を聞けるかなと。」
中村さん:「僕も同じですね。亀SPを参考に予想していたので、サロンに入ればより詳しく見られるかなと。千鳥さんの『競馬場の達人』で、この人の予想をもっと見てみたいと思って調べると、亀SPとか出しているんだと知って。亀谷さんのファンというより亀谷さんの予想を知りたかったという感じですね。馬券寄りというか。」
小出さん:「私はリアルサロンができてからサロンに入ったんですよ。サロンの存在自体は知っていたんですけど、ついに亀谷さんの塾ができたんだと思って(笑)。予備校みたいな、大学みたいな。学びの場ができたということで興味を持って入会しました。」
――実際に入ってみてどうですか? 馬券のスタンスなど、入る前と変わりましたか?
松岡さん:「変わりましたね(笑)。特に1番人気、上位人気が飛ぶか飛ばないかというのを気にするようになりましたね。それまでは自分が狙いたい馬が走るかどうかくらいしか気にしていなかったんですけど。」
中村さん:「入るまでは血統も見ていましたけど、どの人も見ているレベルのことだけだったんですよ。例えば中距離ならディープインパクト、ハーツクライかなとか。その程度。ただ、ダート短距離でサウスヴィグラスがやたらと走るのは面白いなと思っていて、亀谷さんの予想を読むと、ダート替わりとか米国血統とかの話が出てくるようになって、ああ、そういうことかと納得できたんです。そこから芝からのダート替わりで米国血統を狙うというような深い予想になってきたと思います。
今はダートは全然やってないですけどね(笑)。だって、ダートは皆さん上手いんですよ。米国血統を狙うのが上手な方が多くて、さすがにその人たちに負けてしまうので、違う場所を見つけないとなと(笑)。あとは馬場を読むのを大切にしています。サロンメンバーの馬場虎太郎さんもリスペクトしていますし。」
小出さん:「私はサロンに入る前は当たった外れただけを気にするような表面的な競馬ファンだったんですけど、入ってから予想のプロセスとか根拠がサロンのFacebookにたくさん出ているので、「そっちか、そういう考え方か」というのが日々ありまして。テクニカルというよりも、学びの場、予想の過程を大切にする場として活用しています。そこはめちゃくちゃ変わりましたね。」
――小出さん、何十年も競馬をしてきたなかで、新たにサロンに入って勉強するというのは楽しいものですか?
小出さん:「めちゃくちゃ楽しいですね。というか当たり外れだけを気にしていたときは、楽しさを忘れていたんでしょうね。当たらないとつまらない。当たればよし。結局それだけで、そのプロセスは考慮されておらず。でも今は予想の過程を楽しめる。特にサロンメンバーみんなの予想の過程を知ることができたのが大きいですね。買い目だけじゃなくてロジックが見えるというのが楽しくて仕方ないです。」
中村さん:「小出さん、リアルサロンに入り浸っていますからね(笑)。」
小出さん:「土日は朝から晩までずっとリアルサロンにいるんですけど(笑)、何回来ているんだろう……。」
(スタッフ)100回近いです(笑)。
小出さん:「ほぼ毎週ですね(笑)。飽きない、飽きない(笑)。」
――予想スレッドで盛り上がったりする以外にも、亀谷競馬サロンでは様々なコンテンツ、動画等を配信していますよね。御三方がサロン配信のコンテンツで楽しみなのは?
松岡さん「僕は米国血統Aには助けてもらっているので、常にチェックしていますね。あとはやはりレースの予想スレ。1レースから最終まで、当日もそうですし、翌日も見直します。特にベテランメンバーの皆さんの予想はよく見ますね。考え方とか。仕事もありますし、家庭のこともあるので、毎週張り付けるわけではないですけど、それができる日はいつも見ながら競馬をしている感じですね。反対にできなかった日は、終わったあと、翌日に必ず見直しています。」
――ちなみに米国Aの使い方は?
松岡さん「ワイドボックスで買い続けています。それだけでも結果が出ますので。」
中村さん:「僕はFacebookのコンテンツで言うと、予想スレッドですね。自分もスレに予想を書いているので、皆さんの予想も参考にしたり……。逆にそれ以外はあまり見ていないんですよね。質問とか、雑談スレとかはあまり見ていなくて、週末に予想スレを書いて、読んでというのが中心になります。予想スレ以外も盛り上がっているので、そちらにも参加したいなと思うんですけど、仕事の都合もありますし。」
――最初に予想を書き込むとき、緊張しませんでした?
中村さん:「しましたよ?(笑)。最初は日曜日のお昼に次のレースの予想を見ていて、これはちょっと自信があるなと。初めて書き込もうと思ったんですけど、直前になって急に「来ないかも」と思ってやめたんですよ。そしたらホントに来なくて、書かなくて正解だったし、今後書くこともないなと(笑)。俺は見る専門でいいやと思ったんですけどね(笑)。最初はそれぐらい自信がなかったんですよ。でもそれから前日に書くようになって。書き逃げじゃないですけど(笑)、どうせ誰も見てないしと(笑)。今では皆さんの反応も見つつ、楽しみに書いていますけど。」
小出さん:「サロンのコンテンツとして馬場傾向と血統傾向の配信があるんですけど、そのデータがめちゃくちゃ使えると思っていて。私はそれがないと予想が始まらないです。あれはすごくよく出来ていて、コピペするとそのままエクセルに貼れるんですね。それをもとにスマート出馬表のテンPと上がりPの血統の傾向とを調べるところから予想スタートです。その条件のなかで走れる馬を予想するので、今日はどういう状態かを知ることからですね。
馬場傾向を気にして、リアルサロンでも朝、皆さんに会うと天気の話しかしないです(笑)。狙いの馬とかじゃなくて、何時から降るとかそんな話しかしてない(笑)。」
松岡さん:「あとはなんと言ってもスマート出馬表ですよね。あれは見ていて飽きない(笑)。来ている馬の傾向、1番人気で飛んだ馬の傾向をいろんな角度から調べて、眺めていますね。ホント飽きないわ。(笑)。」
小出さん:「スマート出馬表って、並び替えるという概念があるんですよ。競馬新聞ではあり得ない。並び替えることによって、いろんなものの見方がすごく変わってくるんです。まあ、だいたいは終わってから気づくんですけど(笑)、今日(2020年9月6日)の小倉最終もテンT上位4頭で決まって3連複11万ついているんですけど、これをなんとか終わる前に気づけたらなと(笑)。並び替えは面白いんですよ。」
中村さん:「たしかに飽きないですよね(笑)。」
――今、続々とサロンメンバーが増えていますけど、なにかアドバイスとかありますか?
松岡さん:「さっき中村さんも仰っていましたけど、予想スレに最初に書き込むときは緊張しますけど、意外と誰も見てないですから(笑)。いや、見ているんですけど、外れても怒られないので(笑)、積極的に書き込んでほしいなと思います。当たった時はおめでとうと言ってくれますし。それがまた嬉しいんですよ。」
中村さん:「新たな仲間が増えるのは嬉しいですよね。サロンに入って、さらにリアルサロンに来るというのは勇気がいると思うんですけど、来ちゃえばみんな競馬好きの人たちなわけで、楽しいですよ。しかも予想スレで自分の予想を書いてくれれば、こういう予想をしているんですねと、こちらからも話しやすいですし。入会するだけじゃなくて、積極的に活用してほしいなと思います。僕もいろんな方と競馬のお話をしてみたいので。」
小出さん:「亀谷さんのYoutubeチャンネル『亀谷敬正の競馬血統辞典』なんかをきっかけで入会する方も多いと思うんですけど、あれの素晴らしいのは“何番の馬がくる”ということではなく、“どういう馬がどういう理由で走る”という過程があるんですね。当たり馬券にに至る過程を知りたいという人が多く集まっているので、メンバーも増え続けているんだろうなと。単なる当たり外れじゃなくて、過程を楽しめる場なので。
そういう同じ価値観を持った人が集まって、しかもある程度属性というか○○さんが書いている、○○さんの予想だというのがわかったうえなので、ちゃんと秩序が守られた上で楽しめるという。匿名だとどうしても荒れちゃいますからね。
それと、亀谷競馬サロンの場合は、みなさんあっち行ってこっち行ってというバラバラな予想ではなく、もちろんそれぞれ違いはあるんですけど、例えば血統だったり、馬場だったり、そういう根ざしているところが同じなので、考え、プロセスを共有しやすいんですよ。予想の枝は大きく広がっていますけど、根っこの部分だったり、幹は同じというか。だからメンバー同士の話も弾みますよね。ホント遠慮せずに入ってきていただければと思います。」
今回はサロンメンバーの皆様の生の声をお届けいたしましたが、インタビューの間も本当に楽しそうにお話されている姿が印象的でした。住んでいる地域も、お仕事も、それこそ競馬勘もバラバラな大人たちが集う「亀谷競馬サロン」。そこにはなんの強制もなく、そしてなんのしがらみもなく、ただ単純に競馬を楽しむ人たちが集まっています。
同じ趣味、例えば「亀谷競馬サロン」なら競馬なわけですが、これを真剣に、対等に、広い話題で話せる場というのは意外と少ないもので、特に大人になるとそういう機会に恵まれることは少ないもの。でも「亀谷競馬サロン」にはそれがあると、御三方のインタビューを通じて感じ取っていただけたのではないでしょうか。
お小遣いで馬券を買っているメンバーも多数いれば、競馬歴1、2カ月という初心者のメンバーも、馬券ではなく競馬、馬に興味があるというメンバーも、一口馬主に出資しているメンバーも、高額馬券を当てたいメンバーも、それこそ亀谷ファンではないメンバーも等しく楽しめるのが「亀谷競馬サロン」なのでしょう。
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