亀谷敬正自身が先週のレースや予想などを振り返る「先週の亀レビュー」。競馬の構造理解や次週以降のヒントなどが満載です。ぜひご一読ください!
▼先週のトピックス
・100万馬券も当てられるテンTの威力と意義
・爆安の円で「縁」を生み出す「亀谷競馬サロン」
100万馬券も当てられるテンTの威力と意義
7/20(土)の小倉最終レースは「亀SP」対象レース(推奨レース)で、本命のエイムインライフが1着。
このレースは当日リアルサロンスペースにご来場いただいたメンバー様との共同馬券購入企画“亀馬券プロジェクト”対象レースでもあり、来場されたメンバー様の推奨馬ラブディーヴァ、レディメローラが2、3着。3連単は1,139,120円の110万馬券。200円購入していたので200万円以上の払い戻しとなりました。
▲“亀馬券プロジェクト”は来場者の皆様と馬券を組み立てます
▲亀谷本命×メンバー本命の3連単2つが的中!
このレースは終わってみれば、「亀AI」のこのレースでの最高評価であるC評価が1~3着を独占。さらに「スマート出馬表」のテンT上位4頭が1~3着を独占。
そして1~3着馬は、産駒もしくは自身がJRAの芝1200mG1馬。テンT上位5頭で、この血統条件に該当するのは1~3着馬のみ。
▲プレミアムコース会員限定で公開中の亀AIプレミアム
▲7/20(土)小倉12Rの結果画面/スマート出馬表
★テンT=テン持ちタイム
近3走のテン3Fタイムに各種補正を掛けて、最も速いタイムを表示。テン持ちタイムは数字が小さい程、近走で速いラップを追走した経験を持つ馬という判断が可能です。
(※)スマート出馬表 掲載コンテンツ用語集
という話も、今となっては結果論ですが、その発想を我々は「レース前」にできたからこそ当てることができました。その発想は過去の結果論から導き出したものです。そして99%近い一般競馬ファンにはその発想がないので、100万円以上の馬券になったのです。
常々申していますように、一般馬券ファンの90%以上はスマート出馬表のテンTを見ていません。血統を活用して予想する方法も知りません。我々「亀谷競馬サロン」メンバーは、一般馬券ファンが持っていないツールと概念を共有することができます。
その資産を共有するコストは、我ながら安すぎると思いますし、その資産をもとに語り合う体験はお金だけでは測ることができない価値だと思っています(そのお金では買えない体験のために安価、無料でコンテンツを提供している側面もあります)。
また当サロンでは、最先端のAI技術を持つメンバーが「亀AI」の制作協力をしてくださっていますが、その分析には「テンT」も活用されています。
「亀AI」を作るための機械学習技術を持っているエンジニア自体が希少で貴重ですが、「テンT」をはじめとする独自の競馬データを入手することもなかなか難しいでしょう。そのアドバンテージがあるからこそ、「亀AI」は期待値の高い馬を導き出す精度が高いのです。
爆安の円で「縁」を生み出す「亀谷競馬サロン」
翌日曜は「馬場のすべて教えます2」の著者・小島友実さんを招いて馬場の勉強会を開きました。この勉強会の価値が分かるメンバーが揃っているのも当サロンの誇りです。小島さんからも『メンバーの皆さんは素晴らしい』というお言葉を頂戴出来て嬉しかったです。
▲イベント終了後には小島友実さんにサイン&写真撮影にご協力いただきました
実は「馬場のすべて教えます2」が発行されたキッカケも当サロンと少し関係があります。今から約20年近く前、小島さんに『馬場についてJRAに取材しませんか?』と原稿を依頼したのが実はボクなのです。その「縁」があったからこそ、単行本が刊行され、日曜日のイベントがあるわけです。
100万馬券やマニアックな馬場の知識を共有するには「縁」が必要です。その「縁」を作り出すには当サロンのような装置が必要不可欠。その装置を作るには円が必要ですが、当サロンで「縁」を共有するための円は月額たったの1万円程。
当サロンは「縁」を生み出す装置のデフレ現象を引き起こしてしまっているな、と少し反省はするのですが、得られる体験、充実感はお金では買えないとも思っています。安い円で提供しているから素晴らしい「縁」が毎日のように訪れるんだ、と今のところは自分を納得させています。