亀谷敬正自身が先週のレースや予想などを振り返る「先週の亀レビュー」。競馬の構造理解や次週以降のヒントなどが満載です。ぜひご一読ください!
▼先週のトピックス
・今週も直千で超大幅プラス収支を上積み
・推定人気、人気ランクを無料配布する虚しさ
今週も直千で超大幅プラス収支を上積み
8/11(日)の新潟10R・稲妻Sは亀SP対象レース。本命は推定14人気のスリーアイランドで、○▲◎の順に決着。前週8/4(日)の驀進特別◎○☆大本線的中に続き、大本線的中になりました。
▲稲妻Sゴール直後のリアルサロンスペース
いずれのレースもスマート出馬表に掲載している推定人気は人気薄でしたが、当日は我々マニアの大量投票も影響して人気になってしまいました。20年以上書き続けているように、このようなオッズの下がり方をする馬を、我々は「マニア票」と呼び、積極的に購入するようにお伝えしています。実際に今もなお、儲かり続けています。
スリーアイランドのように推定人気よりも人気になっている「マニア票」の馬は期待値がむしろ高いのです。
推定人気は20年以上前から同じ設定で作られていますので、昨今のAI技術でも分析できるのですが、その有効性はAIでさらに証明もされています(だから亀AIとの併用は絶大な成果を収めているのです)。
先週の稲妻Sも「人気決着だからおいしくない」と考える一般競馬ファンは馬券で儲けることは難しいでしょう。実際に我々はこのレースに大きく資金を投入し、大きく儲けたのですから。
今年の新潟直千も、推定4人気以下の人気薄想定ながら、当日は3人気以内の人気に支持された「マニア票」該当馬は、14頭出走して11頭が3着以内に。複勝的中率78%、複勝回収率159%と驚異的な的中率と回収率です。
例えば、今年の新潟開催初日の4/27(土)から該当馬の複勝を購入した場合。的中する度に利益の半分はプールして、残り半分を次の対象レース以降に追加で資金を投入するなど、ある程度資金をプールしながら複利で転がしていけば、直千だけでも資金を10倍以上に増やすことは簡単にできたことでしょう(実際にできました)。
推定人気、人気ランクを無料配布する虚しさ
先に書いた推定人気や、同じくスマート出馬表に掲載している人気ランクは、昨今のAI技術で一層有効性が証明されています。結局、最新のAIで競馬を分析すること自体は新しいテクノロジーなのですが、そのテクノロジーで有効性が証明される「元のデータ」は結局「何年も有効性が証明されているデータ、パターン」なのです。
推定人気と人気ランクは、オッズに近い性質を持ちますが、それは似て非なるものであり、馬券への有効性は実際のオッズよりも優れています。
まさに「マニア票」を投じる馬券ファンは、推定人気と人気ランクの価値が分かるでしょうが、一般競馬ファンにはその価値は分からないんだろうな、とつくづく思うことが最近特に多いです。
推定人気と人気ランクを無料で公開するのはそろそろ止めようと考えています。「月1万円ぐらいは安い」ぐらいの価値観のない一般ファンに推定人気と人気ランクを配るのは、もったいないと思うのです。