亀谷敬正自身が先週のレースや予想などを振り返る「先週の亀レビュー」。競馬の構造理解や次週以降のヒントなどが満載です。ぜひご一読ください!
▼先週のトピックス
・ノーザンファームを研究して菊花賞以上に儲かった新潟競馬
ノーザンファームを研究して菊花賞以上に儲かった新潟競馬
先週の菊花賞は本命のヘデントールが2着。3番手評価のアドマイヤテラが3着。終わってみればノーザンファーム天栄調整馬の1、2着。
我々はノーザンファーム天栄・木實谷場長との交流も10年以上あり、独自の情報もありますから、菊花賞も儲けることができました。が、この日の我々の馬券メインは何といっても新潟。
新潟9Rは「亀SP」推奨レースで、本命のヴァンヴィーヴが優勝。YouTubeチャンネル「亀谷敬正の競馬血統辞典」で公開している買いパターンに該当するアイファーバトルが2着。このレースはノーザンファーム生産の人気馬が全滅。3連単は15万馬券。
▲10/20(日)の亀SP/プレミアムコース会員限定のFacebookグループより
▲新潟9Rの「亀谷敬正の競馬血統辞典」該当馬/プレミアムコース会員限定のFacebookグループより
終わった後に『ノーザンファーム天栄買ってるだけじゃん』と糞コメを書く一般競馬ファンと、当サロンメンバーとの大きな違いは、菊花賞もきちんと儲けたことに加え、「G1デーだからこそおいしいノーザンファームが消えるレース」でもそれ以上に儲けられた、でしょう。
G1デーで、ノーザンファームが消えるレースでおいしいのは、新潟9Rのような馬券の配当がおいしくなること。おいしくなる理由は言うまでもなく、新潟9Rのような馬券を狙い澄まして獲るファンの比率が、G1デーの方が低くなるから。『ノーザンファーム天栄を買ってるだけじゃん』と糞コメを書くような、ミーハーギャンブルファンには狙い澄まして獲れないであろう馬券がおいしくなるのです。
我々のように、ノーザンファームをリスペクトして独自のコネクションを持ち、常に研究していると、ノーザンファームが苦手とする傾向も分かるようになります。これは穴馬券を獲る上でもとても重要なことです。
当サロンメンバーには常識ですが、期待値の高い穴馬券を取るには、「人気馬がなぜ人気通りに走ることが多いのか?」を理解することが重要です。そのためには、人気馬をたくさん出走させた経験のあるホースマンの話を聞くことが研究に効果的であることは当然の話。
菊花賞以上に大儲けができた新潟9Rも「ノーザンファーム生産の人気馬は危ないだろう」と予想できたことも重要なポイントですが、そう予想できたのは、日ごろからノーザンファームをリスペクトして深く研究しているからに尽きます。
トップホースマンへの取材と濃密なコミュニケーションと言えば、菊花賞当日に角居勝彦元調教師とのイベントを行い、長時間の競馬談義も実施しました。ほとんどの話が、競馬マスコミには出ない内容でしたし、一般競馬ファンには、ほぼ理解できない内容でしょう。
そんな話を共有できることも当サロンの強み。角居先生はトップホースマンであると同時に、社会人としても超一流の方ですから、一般マスコミには一般競馬ファンに理解できる話をされます。しかし、それでは我々は物足りません。
我々にとって嬉しいのは、当サロンのような「頂点を目指すための真の話」を強く欲しているファンへ向けては、一般ファンには理解できないような深い話を角居先生はしてくださいます。この話を共有することで、一般ファンには理解できない次元で競馬を追求していけることも、当サロンの強みなのだろう、と改めて確信しました。
▲角居勝彦元調教師との対談模様はプレミアムコース会員限定で後日配信予定。お楽しみに!
角居先生とのイベントの翌日には、ノーザンホースパークで行われたミックスセールへと向かいました。このイベントは、多くのトップホースマンが一同に集結することも魅力のひとつ。ちょうどセールの前日に角居先生の話を聞いたことで、新たなる競馬に関する疑問点が出てきたので、そのことをセリの合間の談笑にも交え、理解を深めることができました。
連日続く素晴らしい競馬の談笑に加え、イベント後のトップホースマンとの会食を、連日素晴らしいトップシェフが演出してくださったことにも感謝です。
▲10/20(日)に開催した第25回亀飯のゲストは角居勝彦元調教師
※亀飯とは、亀谷敬正と少人数のサロンメンバーで美味しい食事と歓談を堪能していただく会。
このように、独自のコミニュケーションを作り上げて、競馬の概念を深めていき、当サロンでしか実現できない「独自の競馬の楽しみ方」を作り上げていくには、それなりのコストも必要になるわけですが、亀谷競馬サロンでは「価値が分かる人には激安価格」で提供しています。
そうする理由は当サロンがなければ実現できないであろう「真に競馬を追求したい仲間同士で作り上げる新しい競馬への概念、ツール」を多くの方々と共有したいからに他なりません(かといって糞コメを書くような残念な人は一切入れたくないので、防犯上、ある程度の敷居は設けますが)。