亀谷敬正自身が先週のレースや予想などを振り返る「先週の亀レビュー」。競馬の構造理解や次週以降のヒントなどが満載です。ぜひご一読ください!
▼今回のトピックス
・小倉芝1200mで回収率142%、的中率63%の買い方
小倉芝1200mで回収率142%、的中率63%の買い方
小倉芝1200mの古馬混合戦は『亀AI』(※)の評価A、B、C、Dをベタ買いでもプラス収支になるコース。
(※)JRA全レースにおける亀AIのA~E評価は当サロン・プレミアムコース会員限定のFacebookグループ内で公開中。
2022年以降、単勝回収率129%、複勝回収率122%。年単位での単勝回収率も毎年プラス収支。該当馬のいずれかが勝利したレースは39%、馬券圏内になったレースは79%。
『亀AI』の評価A、Bがプラス収支になるのはどのコースでも同じことなのですが、評価C、Dの馬がプラス収支になるのは、それだけ高配当の馬が馬券になりやすいから。
また、以下の3連複フォーメーションも毎年プラス収支。
▼1列目
『亀AI』評価A~D
▼2列目
推定1~4人気
▼3列目
推定4人気以下
回収率は142%、的中率は63%。先週の小倉芝1200mも土曜メインレースの巌流島S、日曜10レースの周防灘特別が的中。
なお、現在開催中の競馬場では、
・京都芝1400m
・東京ダ1400m
・小倉芝2000m
も、『亀AI』評価C、Dまでの複勝を買ってもプラス収支になるコース。いずれのコースも共通するのは「主流の能力が問われにくいコース」であること。
もちろん、そういう条件を積極的に推奨レース(亀SP)に選んでいて、日曜も推奨レース4つのうち3つが東京ダ1400m、京都芝1400m、小倉芝1200m。しかし、本命馬は1頭も馬券にならず(涙)、京都最終に至っては、出走すらしてくれませんでした(出走取消)。
日曜の小倉最終は本命馬が15人気で僅差の5着。その接戦で3着に先着されてしまったのが『亀AI』評価Aのナムライリス。16人気で4着のミエノブラボーも『亀AI』評価D。
仮にこのレースを何度かやり直せば、本命馬が馬券になることもあるでしょうから、予想に悔いはないのですが、あまりにも本命馬が走らないので、レース後の新年会でメンバーの皆さんと飲んでいる際には「本命馬を複数にしてもいいんじゃないですか?」と言われる始末でした(笑)…。
レースと本命馬を絞りこむことにも意義はあると思ってますし、現在の『亀AI』では拾いきれない期待値の高いパターンの馬を毎週時間をかけて分析することも、予想ツールの進化につながっていくと思いますので、今週もめげずに粛々と予想に向き合う所存です。