亀谷敬正自身が先週のレースや予想などを振り返る「先週の亀レビュー」。競馬の構造理解や次週以降のヒントなどが満載です。ぜひご一読ください!
▼今回のトピックス
・母父エンパイアメーカーで大金を稼ぐロマン
母父エンパイアメーカーで大金を稼ぐロマン
9/20(土)の阪神6Rはプレミアムコース会員限定のFacebookグループで16.タガノヘラクレスを推奨。10人気で3着。
▲プレミアムコース会員限定のFacebookグループから抜粋
9/22(月)はノーザンファーム天栄の視察見学とBBQ。その前に、サロンメンバーで共有しているグルーヴィンが浦和競馬で新馬戦に出走。圧巻のパフォーマンスで圧勝(レース映像)。
また、9/21(日)の阪神6R・新馬戦は、お世話になっている小田切光オーナーのボクマダネムイヨが圧勝。
タガノヘラクレス、グルーヴィン、ボクマダネムイヨ。この3頭に共通するのは「母父エンパイアメーカー」であること。
エンパイアメーカーは繁殖能力が高いのですが、日本の競馬で能力を発揮するには難しい面も多く、能力を発揮しきれない産駒が数多く出ました。
しかし、その「難しさ」と「本来の才能の高さ」こそがおいしい産駒を生み出す秘訣なのです。
つまり、日本では適性で不利な名繁殖(種牡馬)は、母父となった時にこそ真価を発揮する。これが“論理”です。この論理を信じることで、実際に大きな儲けを手にできるわけです。
同様の構造を持つのがハービンジャーです。先週のオールカマーでは、母ロカ(父ハービンジャー)の仔であるレガレイラとドゥラドーレスが史上初の“きょうだいによる同一レースでの重賞ワンツー”を達成。
ロカ自身の現役時代は引退レースとなった1勝クラスで10着に惨敗。能力を引き出すことはできませんでしたが、繁殖に回ることで高い才能を開花させました。
さらに、レガレイラとドゥラドーレスを育成したのはノーザンファーム天栄。母が現役時代に引き出せなかったポテンシャルを天栄が見事に引き出したのです。月曜日の天栄BBQでは、サロンメンバーや牧場関係者とこの話題でも大いに盛り上がりました。
▼レポート記事
NF天栄で第3回サロンBBQ大会を開催いたしました
「血統の論理を信じれば、お金を稼げる」(実際に稼いでいます(笑))――そう信じる人は、人によっては「ロマン派」だと思うことでしょう。
そんなロマンを世界初の競馬サロンや世界最高峰のBBQとともに語り合える体験は、当サロンだからこそできること。これからも亀谷競馬サロンは、“ロマン派競馬ファン”が集う最高の舞台を作り上げるともに、楽しみ続けていきます。