亀谷敬正自身が先週のレースや予想などを振り返る「先週の亀レビュー」。競馬の構造理解や次週以降のヒントなどが満載です。ぜひご一読ください!
▼今回のトピックス
・「血統大系統」の破壊力
「血統大系統」の破壊力
高松宮記念は1着サトノレーヴ、2着レッドモンレーヴがロードカナロア産駒。4着パンジャタワー、5着レイピアがタワーオブロンドン産駒。ロードカナロア産駒、タワーオブロンドン産駒は4頭しか出走していませんでした。
▲高松宮記念レース結果/スマート出馬表より抜粋
ロードカナロアとタワーオブロンドンは、
・大系統ミスプロ系
・現役時代にJRA芝1200mG1を勝っている&芝2000m以上のG1を勝っていない
ことも共通していました。
今年の高松宮記念で上記2つの要件を満たしていた種牡馬はロードカナロア、タワーオブロンドン、ファインニードルのみ。ファインニードル産駒はフィオライアのみでしたから、上記2つの要件を満たす種牡馬の産駒は5頭のみ。
「スマート出馬表」のユーザは、この大系統の分類が一目で確認できたはずです。なお、3、4着が逆ならば3連単12万馬券が5頭BOXで的中しました。
個人的には「運」が向かなかったために、3連単を獲れなかったことは残念でしたが、ここまでの話とまったく同じ能書きをレース前に出せたことだけには満足しております。
▼レース前にnetkeibaで書いたコラム(無料で見られます)
【高松宮記念予想】非サンデー系のスプリント血統に注目
さらに、前述した2つの要件を「父か母父」いずれかに持つ馬は前述した5頭に加え、3着のウインカーネリアンのみが該当。結果論ではありますが、「父か母父」で絞り込んでも6頭BOXで当てられたレースでもありました。
「大系統」という概念は、ボクが30年近く前に提唱するまで、多くの競馬ファンはもちろんのこと、今でも血統マニアにも認められない概念なのですが、能力の方向性と遺伝力を端的に示します。よって、競馬予想でも極めて有効です。
高松宮記念は「大系統ミスプロ系」だけではなく、「大系統サンデー系」も予想の絞り込みに有効でした。
「父大系統サンデー系かつ現役時代にJRAの芝1200mG1を勝っていない種牡馬の産駒」に該当する種牡馬の産駒は、過去10年以上高松宮記念で勝っていないのです。今年も勝てませんでした。しかも、これに該当する種牡馬の大半はリーディング上位種牡馬です。
高松宮記念のようなレースでは、この条件を満たす馬をバシバシと消すことができます。さらに大事なことは、高松宮記念のようなレースは毎週のように行われることです(実際、平場だったらレッドモンレーヴのような馬をもっと高評価にします(笑))。
「血統大系統」の概念を競馬予想に活用することは、高松宮記念に限らず馬券戦略においては極めて有効であり、毎週のように高配当馬券の獲得に貢献してくれます。しかも、このアプローチは多くの競馬ファンが使っていない(認めない)のです。
有効なツールながら、多くの人が使っていないため馬券メリットも非常に高いです。興味のある方は以下の電子書籍も参考にして今週からの競馬予想にご活用ください。
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血統ビーム一発レッスンvol.7『三連単5800万馬券も演出した大系統カラーリング』
