亀谷敬正自身が先週のレースや予想などを振り返る「先週の亀レビュー」。競馬の構造理解や次週以降のヒントなどが満載です。ぜひご一読ください!
▼今回のトピックス
・おいしい5倍を選び抜く方法
おいしい5倍を選び抜く方法
先週日曜の「亀SP」(※1)対象レースは札幌最終の苫小牧特別。推奨レースにした大きな要素は次の2点です。
・今回予想される方向性の能力はマテンロウサンが抜けている
・他の上位人気馬は総じて過剰評価
マテンロウサンの母はミスパンテール。芝1400mの重賞を上がり2位の脚を使って勝った馬です。前週の同コースで行われたTVh賞でも、距離短縮で出走したロジケープが33秒台の脚を使って圧勝。今の札幌芝1200mは、1400mでも速い上がりを使えるような馬が能力を発揮しやすい馬場だと判断していました。
その方向性の能力はマテンロウサンが抜けているという評価。しかも、想定される単勝オッズは5倍。レース前にも「オッズは想定通りではあるけど、信じられないほどおいしいオッズ」と何度も言ったのはなぜか?
それは、前走の着順だけは良かった他の上位人気馬が、総じて過剰評価されていたからです。逆にマテンロウサンは前走7着だったことで過小評価されていました。
今となっては結果を見た後の話ですが、もちろんレース前にも同じ内容をすべて解説しています。
3着には13番人気のバシレウスシチー。4着には11番人気のサンポーニャ。「相手は混戦なので総流しでいい」というリアルサロンスペースでの解説が活きる結果にもなりました。
今回のように相手が混戦の場合、上位人気馬を固定して買う価値は低くなります。その見立ても「そこそこ」は正しかったと思います。「そこそこ」と表現したのは、デンプシーが予想以上に強かったから。さすが上原佑紀調教師です。
デンプシー、バシレウスシチーはいずれも単行本『亀谷敬正の競馬血統辞典2』で紹介しているビッグアーサー産駒の買いパターンに該当する馬。ビッグアーサーも種牡馬としてさすがでした。
一方で、その能力を少々舐めすぎていたことは反省。こうした反省も次の予想に活かしていきます。もちろん、反省したからといってすぐに上達するわけでもありませんが、反省しなければ上達もしないでしょう。
さらに、当日のリアルサロンスペース・ゲストのキムラヨウヘイさんとこのレースについて議論した結果、キムラさんも「マテンロウサンの単勝にブチこんでいい」という結論になりました。
キムラさんは先日も「競馬予想TV!」で単勝ブチ込みに成功し、100万円以上を払い戻した実績があります。今回もマテンロウサンの単勝にブチ込んだことでプラス収支になったそうです。高額の単勝勝負で実績のあるキムラさんから、議論を通じてお墨付きを頂戴できたのも心強い限りでした。『競馬放送局』のLIVE配信を視聴した皆様も、同じように感じていただけたのではないでしょうか?
「どの馬が過小評価、過大評価されているのか」、「なぜこのレースが馬券的においしいのか」、「どこに資金を集中させるべきなのか」
こうした馬券で儲けるための議論を深められることも大きな価値だと思っています。先週の教訓も今週の予想に活かせると思いますので、今週も先週以上に「おいしいレース探し」の精度を高めていきたいものです。
(※1)「亀SP」対象レース
プレミアムコース会員限定のFacebookグループ内で公開される亀谷の本命馬とレース見解。対象レースは期待値の高いレースが選定されている。
