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ノーザンファーム天栄・木實谷雄太「フロントライン」
2025/11/02 (日)

エンブロイダリー秋華賞制覇、驚かされたルメール騎手の判断/NF天栄・木實谷雄太~フロントライン #192

毎週日曜日更新の当連載『フロントライン』は、現代競馬のキーマンとも言えるノーザンファーム天栄の場長・木實谷雄太氏に、競馬に関するさまざまなお話を伺うロングインタビューコラムです。聞き手:亀谷敬正。

▼今回の主なトークテーマ
・秋華賞振り返り、驚かされたルメール騎手の判断
・ジャパンダートクラシック&南部杯振り返り
・ゾロアストロ、アロンズロッドなど注目馬の振り返り
・アルゼンチン共和国杯&JBCクラシック出走馬最新情報
・今週末デビュー予定の2歳馬情報



秋華賞振り返り、驚かされたルメール騎手の判断

――エンブロイダリーの秋華賞制覇、おめでとうございます!


木實谷:ありがとうございます。ルメール騎手の素晴らしい立ち回りでした。


――向正面でポジションを上げていく競馬でした。


木實谷:それもそうですし、スタートのリカバリーが抜群でしたね。とても好位の外が取れるようなスタートではなかったのですが、そこをリカバリーできたのが一番大きかったと思います。スタート直後は「あっ!」、中団から後ろの競馬になるなと思って見ていたのですが、そこから出していった判断が素晴らしかったです。

1週前の追い切りでジョッキーが乗った後、すごく良い感触だったんですよ。あそこで良い感触を持ってもらったこと、自信を持ってもらったことが、あのリカバリーに繋がったと思います。


――惜しかったのは4着のジョスランですね。内枠で、直線もスムーズな競馬ができませんでしたね。


木實谷:京都2000mで内枠でしたから、仕方ありません。スタートしてからどの騎手も良いポジションが欲しいですし、ルージュソリテールの内側が取れていれば、また違う結果があったとは思うのですが。

とはいえ、パドックでのイレ込みもかなりキツかった中で、あの競馬ができましたし、来年に向けてすごく楽しみの持てる4着だったとは思います。


――レース前の当欄でも、「落ち着いて臨めるかどうかが一番の鍵ではないかと思っています」とのことでした。


木實谷:発汗量はそんなではなかったのですが、前走とは気温が違いましたからね。イレ込み具合は今回の方がキツかったような気がします。お客さんの雰囲気だったり、場所だったり、あとはG1なので装鞍してからの時間も長いですし。


――気になる結果だったのが18着だったブラウンラチェットです。


木實谷:コーナーに入る時点で頭を上げてしまって、そこで押しくらまんじゅうになってしまい、トモがバラバラになったということで、ジョッキーも無理しなかったようです。

ただ、それよりも精神状態もあったと思いますね。輸送などの影響で。返し馬でも悪い意味で張り切って走っていたので、ちょっと精神状態的に良くなかったのかなという気がします。


――立て直せる状態でしょうか?


木實谷:今回に関しては爪のトラブルもありましたし、何とか復活させられるように頑張ります。


――その一方で、秋華賞を除外になったカネラフィーナが新潟牝馬Sを快勝しました。


木實谷:良かったです。結果的に賞金加算もできましたし、ここで勝てたのは大きかったと思います。


――今回は新潟への輸送がありながらプラス10キロの馬体重でしたね。


木實谷:ようやく本当に身が入ってきたなという印象です。去年の今頃は全然動けませんでしたので。今年はまだ3回しか使っていませんが、そういう我慢が実を結んできたと思います。これからもっと良くなると思いますよ。馬がパンとしてくれば、もう少し短い距離でもっと強い競馬をお見せできると思います。



ジャパンダートクラシック&南部杯振り返り

――続いてジャパンダートクラシックですが、クレーキングが5着、アドマイヤデイトナが9着という結果に終わりました。どちらも好位を追走していましたが、最後はついていけませんでした。


木實谷:アドマイヤデイトナはずっと北海道で調整していたので、状態は分からないのですが、追走で一杯でしたね。

クレーキングに関しては懸念していたところが出てしまいました。この中間で良くも悪くも馬が立派になってきて、走り自体も掻き込みが強くなってきていました。やっぱり最後は脚が上がってしまって、ちょっと適性が変わってきたかなというのは感じました。


――もう少し短い距離へ適性がシフトしている感じでしょうか?


木實谷:そうですね。今後はそのあたりも踏まえて、調整していきたいと思います。


――そして南部杯では初ダートになったシックスペンスが2着に好走しました。


木實谷:スムーズに追走できたので、脚力通りの内容だったと思います。調教過程を踏まえても、やっぱり能力の高さを改めて感じました。ただ、もし内枠だったらどうかとか、まだ未知の部分はあるので、今後もしっかり調教していきたいと思っています。


――この好走で選択肢が広まったと思いますが、今後の予定は決まっているのでしょうか?


木實谷:JBCクラシックは獲得賞金的に出走が厳しかったですし、チャンピオンズカップになると思います。



ゾロアストロ、アロンズロッドなど注目馬の振り返り

――ここからはGI以外のレースについて伺います。まず、サウジアラビアRCでは1番人気に推されたゾロアストロが3着でした。

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木實谷雄太 近影

木實谷雄太

1980年、東京都出身。東京農工大では馬術部に所属。卒業後はノーザンファームに入社。ノーザンファーム空港牧場、山元トレセン勤務を経て、現在はノーザンファーム天栄・場長として、牧場と厩舎のパイプ役を担っている。

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