毎週日曜日更新の当連載『フロントライン』は、現代競馬のキーマンとも言えるノーザンファーム天栄の場長・木實谷雄太氏に、競馬に関するさまざまなお話を伺うロングインタビューコラムです。聞き手:亀谷敬正。
▼今回の主なトークテーマ
・中山後半の注目新馬戦振り返り
・ダイヤモンドS、小倉大賞典出走馬最新情報
・コスタノヴァ&シックスペンス出走のフェブラリーS
中山後半の注目新馬戦振り返り
――今回は中山後半の新馬戦振り返りからお願いします。1/17(土)のダ1800m戦はインディヴァインがクビ差の2着でした。
木實谷:除外の権利なしというか、想定外の出走という形になってしまい、予定よりも早く使う形になってしまいました。その状況でもしっかり走って2着ですから、やっぱり力はあるなと思います。
――インディチャンプ産駒ですが、適性はダートですか?
木實谷:母系譲りなのか、かなり掻き込みが強いので、ダートの方が合っていると思います。距離に関しては、将来的には1800mではちょっと長いかもしれません。
――1/18(日)の芝1600m戦は早めに先頭を奪ったサンプレクスの快勝でした。
木實谷:サンプレクスは除外なしで出走できました。スタートも良かったですし、内容的には申し分なかったと思います。ただ、やっぱりテンションが高いですね。レース後の口取りの時もかなりうるさくしていたので、次はちょっと落ち着いて臨まないと凡走してしまう可能性もあるかなと感じました。
――除外なしだったということは、まだ余裕があるなかでの出走だったのですか?
木實谷:余裕があったというか、気がいい馬なので勝手に仕上がっていたという印象ですね。
――ダノンケリーは中団から差す形での3着でした。
木實谷:こちらは除外で乗り込みも良かったです。牧場では少し気難しいところを見せていたので心配していましたが、返し馬から競馬までスムーズにいけましたね。この点も良かったなと思います。
ダイヤモンドS、小倉大賞典出走馬最新情報
――ここからは週末の出走馬について伺います。まず土曜日のダイヤモンドSにはサスツルギ、シルブロン、スティンガーグラスが出走を予定しています。スティンガーグラスは有馬記念の前に友道厩舎に転厩しましたが、ノーザンファーム天栄で調整していたんですよね。
