毎週日曜日更新の当連載『フロントライン』は、現代競馬のキーマンとも言えるノーザンファーム天栄の場長・木實谷雄太氏に、競馬に関するさまざまなお話を伺うロングインタビューコラムです。聞き手:亀谷敬正。
▼今回の主なトークテーマ
・フラワーC振り返り、イクシードの次走は果たして
・カネラフィーナなど福島牝馬S出走馬最新情報
・弥生賞回避のパントルナイーフなど皐月賞直前情報
フラワーC振り返り、イクシードの次走は果たして
――まずはフラワーCの振り返りですが、昨年10月の新馬戦以来となったイクシードが1番人気で3着。改めて能力を感じさせる内容ではありましたが、痛い3着ですね。
木實谷:そうですね。願わくは1、2着で賞金を加算して欲しかったですね。
――レース前の当欄でフラワーC後の予定を伺った際は、「まずはレース後の状態を確認してから」ということでしたが。
木實谷:膝の状態次第ですね。
――問題なければオークストライアルですか?
木實谷:現状でははっきりしたことを言えませんが、状態に問題がないようでしたら、トライアルを使わずにオークスに向かうというプランもあり得ると思います。オークスに出走可能な獲得賞金のボーダーを見ながら検討していきます。
秋に向けてという意味で、オークストライアルを使って賞金加算を狙うというのもあるとは思うのですが、膝の状態を踏まえると、上半期シーズンはあと1走に留めて、秋に備えるのが、馬にとっても望ましいかと考えています。
――2番人気のゴディアーモも7着でした。直線は内の狭いところに入ってしまいました。
木實谷:絶好枠で好位が取れればと思っていましたが、少し出負けしてしまい、ポジションが悪くなってしまったので仕方ありません。
――レース前の当欄では12月の新馬戦を勝った後から40キロぐらい体重が増えたとのことでした。レースではプラス14キロでしたね。
木實谷:もうちょっと増えて出て欲しかったですけど、想定内ではありました。
――ゴディアーモはオークストライアルを使う予定でしょうか?
木實谷:こちらも状態を見ながらですが、焦って使う必要はないと思っています。あくまで回復次第ですね。オークストライアルでなければ、3歳限定戦があるうちに使うかもしれません。
カネラフィーナなど福島牝馬S出走馬最新情報
――ここからは今週末の出走馬について伺います。まず福島牝馬Sには、カニキュル、カネラフィーナ、ブラウンラチェットが出走を予定しています。
