競馬予想TV!などのメディアで活躍中のキムラヨウヘイ氏と、競馬雑誌・サラブレの人気長寿企画「金満血統王国」でお馴染みの大臣によるクロストークコラム『競馬“真”格言』。
今回のトークテーマは秋華賞。果たしてどのような格言が提唱されるのか、ぜひお楽しみください!
大臣: 京都大賞典は、阪神芝2400mで評価を上げるべきと推奨したキングカメハメハ産駒のボッケリーニが2着。
キムラ: ディープは阪神でも京都でも芝2400mで狙い目という話もしました。ここはまさかあの3頭が1~3人気になってそのまま決まるとは思いませんでしたが。4着は母父がディープ、5着は父がディープ。上位5頭中3頭が推奨した血統でした。
それから真格言とは違う話ですけど、バレークイーンの系統で成長力がなく危ないと強めに書いたアリストテレスが凡走しました。
大臣: しかし、ここは稍重だったけどかなり時計の速い馬場まで回復。逃げ・先行馬が揃ってたわりにペースが遅くて、こちらが期待したほどのスタミナ勝負にはならず、ボッケリーニはまた内をロスなく回って来るという立ち回りのうまさで好走。
キムラ: ボッケリーニってそういう馬ですよね。全兄のラブリーデイもよく展開に恵まれてるなと思ってるうちにいつの間にか強くなってましたけど。
大臣: ああ、確かにそうだった。
キムラ: その点はボッケリーニも似ています。よく恵まれるというのは、いつも良いポジショニングを取れる器用さがあり、それも能力の一部になりますので。
大臣: そういう器用さがキングカメハメハ産駒の強みでもあるよね。距離を問わずボッケリーニをG2で嫌うのはもうやめる。G2なら明らかに格上というのを思い知った。いまさらだけど(笑)。
それでは秋華賞の真格言にいきましょう。