亀谷敬正 オフィシャル競馬サロン
  • TOP
  • 会員ログイン
  • マイページ
  • 入会案内
  • Q&A
  • お問い合せ
キムラヨウヘイ×大臣 ~競馬“真”格言~ 01/19 (木)

今年の東海Sで当てはまる馬は? ダート重賞でチェックしておくべきポイント/キムラヨウヘイ×大臣 ~競馬“真”格言~

競馬予想TV!などのメディアで活躍中のキムラヨウヘイ氏と、競馬雑誌・サラブレの人気長寿企画「金満血統王国」でお馴染みの大臣によるクロストークコラム『競馬“真”格言』。

今回のトークテーマは東海S。果たしてどのような格言が提唱されるのか、ぜひお楽しみください!



大臣: 日経新春杯の真格言は「馬格が物を言う年始開催の中京芝」ということで、前走時に500キロ超だったヤマニンゼスト、ヴェローナシチー、モズナガレボシの3頭の馬名を挙げたけど、勝ったヴェルトライゼンデ、2着のキングオブドラゴンは、前走が490キロ台で今回がプラス体重。2頭とも500キロ超の馬になっていた。ということは真格言通りで、めでたしめでたし(笑)。

キムラ: 500キロ超の馬が5頭出走して、1、2、4着でしたし、当日の他のレースでも馬体重上位2頭は複勝率50%で、相変わらず馬格のある馬が走りやすい傾向が続いていましたね。

大臣: キムラ君は結局、ヴェルトライゼンデに本命を打ってたよね。問題は2着のキングオブドラゴン。先週、馬体重が重たい馬以外でプリマヴィスタを挙げた時に「矢作厩舎の馬はしばらく凡走が続いていても、使い続けてるうちに突如、一変し穴を出すことが多いから」と言ったけど、キングオブドラゴンのほうがまさにこのパターンだった。ここでこっちが来るとはなあ。中京芝2200mで逃げ・先行馬は苦しいだろうということで、軽視してしまった。この馬も「矢作厩舎の馬なのでいつ一変があってもおかしくない」とメモしてたし、中京巧者なのも知ってたんだけど。

キムラ: 確かにキングオブドラゴンは中京芝に限れば【0-5-1-1】。馬券にならなかったのは一度のみ。それが去年の鳴尾記念の5着だったんですけど、ペースの緩まない逃げで、けっこう展開が厳しかったですよね。

大臣: その時、勝ったのもヴェルトライゼンデ。ちなみにこの馬は左回りで【2-1-2-0】と必ず馬券になってるんだよね。

キムラ: ヴェルトライゼンデは59キロのハンデで勝ちましたよね。今年から古馬の斤量が1キロ重くなって、58キロ以上のハンデの馬も増えてますけど、これまでのところ、重いハンデはまったく不利になってないですね。

大臣: 京都金杯も58キロの馬のワンツーだったしね。ハンデが“58”とか“59”という数字を見ちゃうと一瞬、「ん!?」と思うけど、そんなに気にしなくていいと。

キムラ: むしろハンデ戦はハンデが重い馬ほど買ったほうがいいと思いますよ。この先も。

大臣: 今回、単勝オッズは一緒だったけど、ヴェルトライゼンデよりロバートソンキーのほうが1番人気になったのは、おそらくヴェルトライゼンデのハンデが59キロだった影響だよね。

キムラ: でも、今年から重いハンデの馬のほうが、恵まれたハンデになってると思いますよ。軽いハンデの馬は間違いなく去年からプラス1キロされています。

大臣: 今年の日経新春杯は、牡馬で53キロの馬はいなかったよね。去年は3頭いたんだけど。ここは確実に去年から1キロ増えてる。

キムラ: 例えば、京都金杯のダイワキャグニーは、去年が57.5キロで2着に好走したのに、今年は58キロなんですよ。その後が凡走続きだったとしても、実質0.5キロ減のハンデというのはおかしいです。どうも上値が抑えられている印象で、ハンデの重い馬に関しては、一見、重そうに見えても、実は昨年までよりも恵まれているというパターンが散見されるんですよね。

大臣: ヴェルトライゼンデは、ハンデ戦を走るのは今回が初めてだったけど、実績からすると、去年、ハンデ戦を使っても58.5キロとか59キロだったかもしれないね。

キムラ: そこから1キロ増だったら、59.5キロとか60キロになってないとおかしいじゃないですか。今回のヴェルトライゼンデの59キロはまったく過酷なハンデじゃなかったと思います。

大臣: なるほど。そのへんのことはこれからハンデ戦を取り上げる度にしつこく触れていこう。

キムラ: ただ、そんな悠長なことも言ってられないので、近い内に掘り下げたいと思います。

大臣: ああ、そうか。みんなに気づかれる前に、ハンデ重賞では重いハンデの馬を狙ってひと儲けしちゃおう(笑)。ということで、東海Sの真格言です。

この記事はプレミアム&レギュラーコース会員限定です。続きを読むにはログインしてください。

亀谷サロン会員でない方は、入会案内をご参照の上、入会手続きをお願いいたします。

入会案内へ
会員ログインへ
  • 06/08 (木) エプソムCは開催終盤&梅雨時期の馬場傾向とは逆の“揺り戻し”に注意/キム…
  • 06/01 (木) 安田記念で重視すべき3つの買いパターン!/キムラヨウヘイ×大臣 ~競馬“真…
  • 05/25 (木) ここまでの現3歳牡馬戦線の振り返りと日本ダービーの注目馬/キムラヨウヘ…
  • 05/18 (木) オークスを予想する第一歩目で考えるべきは桜花賞との“ギャップ”/キムラヨ…
  • 05/11 (木) レースペースで変わるヴィクトリアマイルの好走パターン/キムラヨウヘイ×…

コラム一覧

キムラヨウヘイ×大臣 近影

キムラヨウヘイ×大臣

▼キムラヨウヘイ ~ 1990年東京都生まれ。2015年に雑誌・競馬王でメディアデビュー。2018年からはCS放送「競馬予想TV!」に出演中。予想スタイルはプロファイリングポイントに基づいた狙い馬の発掘。

▼大臣 ~ 1965年宮城県生まれ。『紙のプロレス』の編集者を経てフリー。競馬雑誌・サラブレの人気長寿企画『金満血統王国』で王様の聞き手をつとめる。

新着記事/コンテンツ
記事一覧
  • 06/09 (金) 一発逆転!最終レースアプローチ/6月10日(土)東京12R
  • 06/09 (金) うまく当たる「亀AI」該当馬/6月10日(土)
  • 06/09 (金) 『亀谷敬正の競馬血統辞典』 買いパターン&消しパターン該当馬/6月10日(土)
  • 06/09 (金) 馬場虎太郎のお宝馬/6月10日(土)
  • 06/09 (金) 血マーク該当馬、新馬得点など6月10日(土)のプレミアムコース限定パターン該当馬一覧
  • 06/09 (金) 馬場虎太郎の想定トラックバイアス分析/6月9日時点
  • 06/09 (金) 馬場のクセ分析・6月10日(土)/双馬毅
  • 06/09 (金) 先週の血統・馬場傾向分析/亀谷敬正
  • 06/09 (金) 圧巻の数字と動き! 貫録の差が歴然に映った!/調教ジャッジ~今週の激走馬を探せ!
  • 06/09 (金) 函館競馬が開幕! 函館スプリントSの現地情報をお届け!/東スポ・三嶋記者の美浦トレセンレポー…

会員ログイン

データバイヤーIDをお持ちの方

亀谷競馬サロンの会員でない方は、
入会案内をご参照ください。

copyright © K-MATE All rights reserved. 特定商取引法に基づく表記

入会のご案内
page top