競馬予想TV!などのメディアで活躍中のキムラヨウヘイ氏と、競馬雑誌・サラブレの人気長寿企画「金満血統王国」でお馴染みの大臣によるクロストークコラム『競馬“真”格言』。今回のトークテーマは関屋記念。果たしてどのような格言が提唱されるのか、ぜひお楽しみください!
なお、『競馬放送局』ではキムラヨウヘイ氏の重賞予想、平場推奨馬を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
大臣: レパードSは推奨したエクロジャイトが4着。ハナを切れないとこんなに脆いのかと驚いた。前3頭に5馬身差もつけられるとは。
キムラ: これはエクロジャイトが脆かったというより、1~3着馬が強かったんだと思います。今年のメンバーはレベルが低いとも言われていました。
大臣: ジャパンダートダービー組もユニコーンS組も不在だったしね。
キムラ: ところが、前日に行われた3勝クラスの柳都Sの勝ち時計が1分52秒1。レパードSの勝ち時計はこれより1秒以上速い1分50秒8。基本的に単純な走破時計からレベルが推し測れるダート戦ですので、終わってみれば、さすが年間2レースしかない3歳のダート重賞。今年も3歳トップレベルのレースになったなと。それも近年のレパードS勝ち馬と遜色ないどころか、それ以上のレベルの馬が3頭いた、ということだと思います。
大臣: 惜しむらくは、ライオットガールは4月から休みなしというローテじゃなくて勝ってくれれば良かったんだけど(笑)。「使い詰めの馬は危ない」とした真格言から軽視すべき馬だという話をしたけど、ライオットガールは使い過ぎというよりは、さすが使って使って強くなるシニスターミニスター産駒、と言うべきかな。
キムラ: それとライオットガールを管理する中村調教師はエイダン・オブライエン厩舎での修行経験があり、技術調教師として矢作厩舎に携わっていました。そして浅見厩舎の管理馬とスタッフを引き継いで厩舎を開業。浅見厩舎は使って使って馬を走らせる厩舎でしたよね、矢作厩舎もそうですけど、中村厩舎はそれを踏襲しているみたいですね。
大臣: なるほど。それでは関屋記念の真格言にいきましょう。