競馬予想TV!などのメディアで活躍中のキムラヨウヘイ氏と、競馬雑誌・サラブレの人気長寿企画「金満血統王国」でお馴染みの大臣によるクロストークコラム『競馬“真”格言』。今回のトークテーマは朝日杯FS。果たしてどのような格言が提唱されるのか、ぜひお楽しみください!
なお、『競馬放送局』ではキムラヨウヘイ氏の重賞予想、平場推奨馬を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
※次回の更新は1/4(木)を予定しています。お楽しみに!
大臣:朝日杯FSは、ノーザンファーム関東馬のシュトラウスが10着。先週の阪神JFで味をしめてこの馬に本命を打ちましたが。毎週、毎週、ノーザンファーム関東馬だけがG1を勝つわけではなし。浅はかな判断でした(笑)。
キムラ:今年はそもそもノーザンファーム生産馬が3頭だけと少なかったですよね。そして勝ったのが高野厩舎のジャンタルマンタル。いま関西でいちばん勢いのある厩舎が高野厩舎なんですよ。
今年から調教パターンを変えたんですが、それがいい結果に繋がって今年は勝率、連対率、複勝率がキャリアハイになっています。今秋のG1もこれが2勝目ですよね。マイルCSのナミュールに続いて。
要するに、いまノーザンファーム関東馬以外で、いちばんG1で推せるのが実は高野厩舎の馬なんです。
大臣:そうだったのか。この連載で高野厩舎と言えば「芝内回り重賞の特注厩舎」だと言い続けてきたけど、もう芝外回りの重賞でも軽視しない方がいい?
キムラ:そうですね。調教パターンを変えたことで、外回りで末脚を伸ばせる馬が増えていると思うので、芝内回り重賞だけが特注の厩舎ではなくなってると思います。