競馬予想TV!などのメディアで活躍中のキムラヨウヘイ氏と、競馬雑誌・サラブレの人気長寿企画「金満血統王国」でお馴染みの大臣によるクロストークコラム『競馬“真”格言』。
今回のトークテーマはオーシャンS。果たしてどのような格言が提唱されるのか、ぜひお楽しみください!
なお、『競馬放送局』ではキムラヨウヘイ氏の重賞予想、平場推奨馬を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
大臣:開幕週の中山芝は圧倒的に前有利な馬場だったね。土曜の競馬を見た時点で、中山記念の差し決着はないんじゃないかと思ったよ。
キムラ:そうですね。真格言とはまったく逆の結果になってしまいました。ペースはめちゃくちゃ速かったんですけどね。
大臣:稍重で1000m通過が58秒6。
キムラ:馬場差を考えると、2022年に良馬場でパンサラッサが大逃げを打って勝った時の1000m通過が57秒6よりHペースだったかもしれません。
大臣:断然、今年の方が速いでしょ。
キムラ:それでも前が止まらなかったのは、最近の中山記念のレース傾向云々以前に、前有利な馬場のバイアスが強力でしたね。
大臣:開幕週で中山芝は9レース行われたけど、その内の8レースの勝ち馬が4角2番手以内。残る1レースの勝ち馬だって4角で4番手で、2着は逃げ馬だった。実は去年の中山記念の真格言が「G2レースは先行有利が基本」だった。去年の真格言のままで正解だった。
来年以降はそちらを参考にしてもらって、とか言うと、来年は差し決着になったりしそうだけど(笑)。
キムラ:僕はもう一度、そちらに張りたい気持ちもあるんですが(笑)。
大臣:いや、来年も前残りを狙って!というわけで、オーシャンSの真格言です。