競馬予想TV!などのメディアで活躍中のキムラヨウヘイ氏と、競馬雑誌・サラブレの人気長寿企画「金満血統王国」でお馴染みの大臣によるクロストークコラム『競馬“真”格言』。
今回のトークテーマはオークス。果たしてどのような格言が提唱されるのか、ぜひお楽しみください!
なお、『競馬放送局』ではキムラヨウヘイ氏の重賞予想、平場推奨馬を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
▼新刊発売のお知らせ
当連載を加筆・再構成した単行本『競馬“真”格言』が、亀谷競馬サロンシリーズの第3弾として4月26日(金)に発売されました。こちらも併せてお楽しみください。
大臣:ヴィクトリアマイルは真格言で推奨したテンハッピーローズが単勝208.6倍で勝ちました! 先週のキムラ君の話ぶりから本命にはしてないと思ったけど、△も打ってないってどういうこと!?
キムラ:そういう話になっちゃいますよね(笑)。
大臣:そりゃ、なるでしょう(笑)。
キムラ:やっぱりGIではちょっと足りないかなと思ってしまって。もちろん前向きな評価はしていて、ヒモに買うかどうか迷いました。本命から手広く流すような馬券なら買ってましたが、本命の複勝を本線にした馬券にしたので。まあ、△を打ってもどっちみち馬券は取れてませんでしたが。
反省点としては、東京芝1600mのGIは荒れやすいんですよね。重賞の3連単の歴代高額配当1位は2015年のヴィクトリアマイルですし。3位が2007年のNHKマイルCです。だから思い切って人気薄から狙う手はあったなと思います。
大臣:ヴィクトリアマイルに関しては、2年連続で中距離馬の扱いをどうするかという話をしてきたけど、このレースはGI実績のある人気の中距離馬を狙うぐらいなら、OP特別実績しかない1400m向きの馬を狙った方がいいんだなと、改めて思い知ったね。
キムラ:マスクトディーヴァ、モリアーナ、スタニングローズ、ライラック、ハーパーと中距離馬はみんな人気より着順が下回りましたね。今年のヴィクトリアマイルで1400m向きの馬はテンハッピーローズだけでしたが、それが大穴を出しました。
大臣:その馬をちゃんと理論的に拾えてた真格言は素晴らしかったんだけどね。ここで「キムラヨウヘイ、テンハッピーローズを狙って馬券的中!」ってことになっていれば、単行本『競馬“真”格言』の売り上げもだいぶ増えたはずなのに。大チャンスを逃したなあ(笑)。
キムラ:そうですね。すいません。また頑張ります(笑)。
大臣:それからナミュールにも触れておきたいんだけど。ドバイ帰りで中5周というローテは難しかったのかな?
キムラ:陣営はデキがいいと話してましたが、目に見えない疲れがあったのかも知れません。一番は外から差す競馬ができなかったのが大きかったと思います。
大臣:この後、中2週で安田記念に出てきたら買いという見解は変更なし?
キムラ:買いでいいと思います。
大臣:それではオークスの真格言にいきましょう。