競馬予想TV!などのメディアで活躍中のキムラヨウヘイ氏と、競馬雑誌・サラブレの人気長寿企画「金満血統王国」でお馴染みの大臣によるクロストークコラム『競馬“真”格言』。
今回のトークテーマはローズS。果たしてどのような格言が提唱されるのか、ぜひお楽しみください!
なお、『競馬放送局』ではキムラヨウヘイ氏の重賞予想、平場推奨馬を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
大臣:今年の紫苑Sは春の実績馬同士のワンツーだったね。
キムラ:今年のメンバーではさすがに春の実績馬と夏の上がり馬では格が違ったはずですが、その割には圧倒したというワケではありませんでした。
大臣:ただ、勝ったクリスマスパレードはオークス以来の休み明けでマイナス2キロだった。「紫苑Sでマイナス体重の馬はほとんど来ない」という話をした時に、なぜマイナス体重の馬が勝つかね(笑)。
キムラ:そこはあまり弁解のしようがないんですけど。クリスマスパレードはノーザンファーム生産馬というプラス要件も兼ね備えた馬でもあったので。それとこうやって例外的に走った馬は力があると評価しなきゃいけなと思うんですけど、やはりキタサンブラック牝馬というのは早め早めに見切りを付けに行くべきだという見解には変わりありません。
去年の紫苑Sでもキタサンブラック牝馬のヒップホップソウルが2番人気で2着したんですが、これが馬券になった最後で、その後は9、8、16、6着。クリスマスパレードもこの後、同じような成績になる可能性はあると思います。
大臣:確かにキタサンブラック牝馬は秋華賞(3歳10月)以降、重賞で馬券になった馬がまだいないんだよね。でも、クリスマスパレードはこれで萎んでしまう感じもしないけどなあ。まあ、こんな物凄く速い時計で走った後なので秋華賞は厳しいと思うけど。これはミアネーロもボンドガールも。
キムラ:そうですね。今年の紫苑Sは、時計は速かったですけど、レベルは高くなかったと思いますよ。
大臣:それではローズSの真格言にいきましょう。