競馬予想TV!などのメディアで活躍中のキムラヨウヘイ氏と、競馬雑誌・サラブレの人気長寿企画「金満血統王国」でお馴染みの大臣によるクロストークコラム『競馬“真”格言』。
今回のトークテーマは朝日杯FS。果たしてどのような格言が提唱されるのか、ぜひお楽しみください!
なお、『競馬放送局』ではキムラヨウヘイ氏の重賞予想、平場推奨馬を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
大臣:先週のトークで最後にアルマヴェローチェの上村厩舎を取り上げて良かったね。キムラ君は単勝を取ったみたいだけど。
キムラ:上村厩舎が今年の新馬戦で最多勝をマークするなど、2歳戦の成績を上げていたことは先週話しましたが、実は2着ビップデイジーの松下厩舎も今年の2歳戦でキャリアハイの成績を残してたんですよ。2022、2023年と合わせて7勝だったのが、今年は11月16日時点で過去最高の8勝。阪神JFは今年の2歳戦で好調の厩舎を狙えという真格言が当たってましたね。
大臣:松下厩舎の2歳戦好調は知らなかったけど。実は◎ビップデイジー、○テリオスララ、▲アルマヴェローチェで久々に会心の馬券だったよ(笑)。1枠2頭に重い印を打ったのは、京都芝は先々週の日曜日から直線で内を開ける競馬になってから、内枠の先行馬が走りやすくなってると思ってたので。前に行った馬は直線を向いてすぐ馬場のいい所に出せるからね。
キムラ:僕もビップデイジーとテリオスララは、1枠じゃなければ印を回したかったんですよ。
大臣:なぜ1枠を嫌ったの?
キムラ:印は土曜のレースが始まる前に打つんですけど、今週の京都芝は内が更に悪くなり、内枠は不利になるんじゃないかと予想したもので。
大臣:ああ、そうかそうか。こっちは京都芝の傾向が前の週と変わってないことを確認してから印を打ってるからね。真格言で推奨してたブラウンラチェットは、2歳牝馬が輸送して12キロ減ってる時点でダメだと思った。それから僕はそこを意識して買ったわけではないけど。1~3着はみな短縮馬だったね。
キムラ:京都芝はどんどん短縮有利な馬場になってますよね。先週は短縮馬の複勝率が4割を越えてました。それとこれは朝日杯FSの真格言でも話しますが、1~3着はみな前走、牡馬相手の重賞、特別レースで好走してきたのも大きかったと思います。
大臣:じゃあ、その朝日杯FSの真格言にいきましょう。