競馬予想TV!などのメディアで活躍中のキムラヨウヘイ氏と、競馬雑誌・サラブレの人気長寿企画「金満血統王国」でお馴染みの大臣によるクロストークコラム『競馬“真”格言』。
今回のトークテーマはホープフルS。果たしてどのような格言が提唱されるのか、ぜひお楽しみください!
なお、『競馬放送局』ではキムラヨウヘイ氏の重賞予想、平場推奨馬を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
※今回が2024年最後の更新です。次回の更新は1/9(木)になります。
大臣:今年の有馬記念は3歳馬が2頭馬券になったね。ただ、勝ったのはキムラ君が評価してこなかったレガレイラ。それから2着に6歳ディープのシャフリヤールが来たのも驚いたけど。
キムラ:以前、グランプリは「余力」が大事だという話をしたことがありますが、BCターフを強い競馬で2着したローシャムパークが凡走し、そのBCターフでローシャムパークに先着されたシャフリヤールが10番人気2着と激走。
菊花賞組を勝ったアーバンシックが凡走し、1番人気6着だったダノンデサイルが3着。エリザベス女王杯組を勝ったスタニングローズが凡走し、1番人気5着だったレガレイラが5番人気1着。そして天皇賞秋6着だったベラジオオペラが4着。
要するに、良い仕上がりで前哨戦を勝った馬が人気で凡走し、前哨戦で凡走し、まだ「余力」のある馬が有馬記念で巻き返したという結果でしたね。
それから去年はジャパンC組が1~3着に来ましたけど、最近の有馬記念は前走からの間隔の短いジャパンC組が不振でした。今年はジャパンC組が全滅。これらのことからも、今年の有馬記念は「余力」が重要だったのではないかと思いました。
大臣:その見解は腑に落ちるな。あと2着のシャフリヤールは鞍上がC.デムーロ騎手で、やっぱりグランプリは「外国人騎手」が買いだったなと思ったよ。
キムラ:ああ、そうでしたね。
大臣:こうやって話していくと、過去の真格言がいろいろ当てはまっていた有馬記念ではあったんだなあ。それではホープフルSの真格言にいきましょう。