競馬予想TV!などのメディアで活躍中のキムラヨウヘイ氏と、競馬雑誌・サラブレの人気長寿企画「金満血統王国」でお馴染みの大臣によるクロストークコラム『競馬“真”格言』。
今回のトークテーマはバレンタインS。果たしてどのような格言が提唱されるのか、ぜひお楽しみください!
なお、『競馬放送局』ではキムラヨウヘイ氏の重賞予想、平場推奨馬を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
大臣:やったね! 東京新聞杯で推奨したメイショウチタンが16番人気3着。1枠2番で枠も絶好だったけど。
キムラ:2月の東京芝で1枠の逃げ馬、前走凡走の高齢馬と好走条件が揃って、鮮やかに激走してくれました。
大臣:それなのに、なぜ本命がサクラトゥジュールだったの!(笑)。 前走で好走してた高齢馬で「8歳馬の重賞連勝はかなり難しいですよね」とまで言ってた馬なのに。まあ、分かるけどね。よりによって今年もまた最内枠を引いたから…。
キムラ:もちろん最内枠じゃなければサクラトゥジュールを本命にすることはなかったんですけど……。メイショウチタン以外、ポジティブな評価をした馬が全て外枠に入ってしまったので。それらの中からメイショウチタンからは行けずに、消去法でサクラトゥジュールにいってしまいました。
大臣:サクラトゥジュールの最内枠を見た時は俺もちょっと焦ったけど、想定以上に人気になってたし、これは罠だと思って買わなかったよ。
キムラ:前走好走の4歳馬ボンドガールも内の良い枠を引いてたので、この馬を本命にして1枠2頭に流せば良かったです。前走好走の4歳馬と前走凡走の高齢馬でキレイにワンツースリーで決まったので。
大臣:実は俺はボンドガールが本命で、最初はメイショウチタンとの馬連とワイドを買うつもりでいたんだけど。ここは相手をどうするかかなり悩んで、最終的に馬連1点に絞ってしまった。相手がウォーターリヒトだったので的中はしたんだけど。
ウォーターリヒトは追い込み一手で、真格言的に狙える馬ではなかったけど、この日の東京芝は何頭か鮮やかな追い込みを決めてたよね。ウォーターリヒトは常にレース上がりより1秒以上速く上がれる馬。ここはスローを予想してたから、馬群が団子になって、ウォーターリヒトの末脚ならケツから行っても届くかなと思って。
ただ、こんなに嬉しくない馬連の1点的中は初めて(笑)。ボンドガールとメイショウチタンは万馬券だったからね。これは僕も大失敗だった。で、話は変わるけど、「高齢馬を買うなら前走で凡走してた馬」という先週の話の応用で、佐賀記念はメイショウフンジンの単勝を取ったよ。
キムラ:高齢馬って結構目に見えない要素で凡走するんですよね。理由が分からないから、一度の凡走で人気が一気に落ちやすい。メイショウフンジンの前走もそれで。言われてみれば、佐賀記念のメイショウフンジンは狙い目でしたね。
ちなみに、今週行われる京都記念は過去10年で6歳以上の馬が8頭馬券になってるんですけど、すべて前走で4着以下だった馬たちです。
大臣:なるほど。それはいいことを聞いた。それではバレンタインSの真格言にいきましょう。以前から「いいネタがあったらOP特別も取り上げて欲しい」とキムラ君に要望してたんだけど、今回はその第1弾としてバレンタインSを取り上げます。