競馬予想TV!などのメディアで活躍中のキムラヨウヘイ氏と、競馬雑誌・サラブレの人気長寿企画「金満血統王国」でお馴染みの大臣によるクロストークコラム『競馬“真”格言』。
今回のトークテーマは桜花賞。果たしてどのような格言が提唱されるのか、ぜひお楽しみください!
なお、『競馬放送局』ではキムラヨウヘイ氏の重賞予想、平場推奨馬を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
大臣:大阪杯は4歳の人気2頭、シックスペンスが1番人気7着、ステレンボッシュが3番人気13着。どうしたんだろう?
キムラ:シックスペンスに関しては、今回の調教を見ると状態は間違いなく上向いてたし、蹄の状態も良くなってました。パドックを見たら前走は蹄の補正があったんですけど、今回はありませんでしたから。以前、「レコード勝ちは百害あって一利なし」という話をしたことがありますが、前走の反動が出たとしか思えないですね。
大臣:そこから中4週と初めて間隔を詰めて使ったのも響いたかな。
キムラ:そうですね。ステレンボッシュに関しては、国枝厩舎の牝馬が関西でGIを使う時は、事前に輸送して栗東滞在することが多いんですけど、今回は美浦からの直前輸送で、その時に陣営サイドから「これから飼い葉を食べてくれればいい」とコメントしてたんですね。ということは、それまでよく食べてなかったということで。
結局マイナス4キロの出走でしたけど、馬体減は予定通りではなかったのでは。初めての直前輸送が1つの敗因ではあったかなと。いずれにしろ、シックスペンスもステレンボッシュも力は出せてなかったですね。
大臣:4歳馬で斤量が…という負け方ではなかったね。それからキムラ君は最終的にベラジオオペラが本命で単勝を獲ったみたいだけど、上村厩舎の芝2000mでの強さを取り上げてたね。
キムラ:そうですね。以前にもここでもお話ししましたけど、2022年以降の全ての年で複勝率約5割、単複回収率100%超となっていて、特に阪神芝2000mでは直近13レース連続で馬券になってます。
大臣:それは凄まじいなあ。芝2000mでも特に阪神でよく走るのね?
キムラ:いや、芝2000mならどこでも好成績ですけど、特に東京以外の非大箱の芝2000mに強いですね。とにかく芝2000mでは信頼できる厩舎です。
大臣:それでは桜花賞の真格言にいきましょう。