競馬予想TV!などのメディアで活躍中のキムラヨウヘイ氏と、競馬雑誌・サラブレの人気長寿企画「金満血統王国」でお馴染みの大臣によるクロストークコラム『競馬“真”格言』。
今回のトークテーマは阪神JF。果たしてどのような格言が提唱されるのか、ぜひお楽しみください!
なお、『競馬放送局』ではキムラヨウヘイ氏の重賞予想、平場推奨馬を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
大臣:チャンピオンズCは牝馬のダブルハートボンドが勝ちました。
キムラ:中京ダート1800mは牝馬が不利という話をしましたが、ダブルハートボンドは単純に能力が高かった。それに加えて今回は3~4コーナーでめちゃくちゃラップが緩んでるんですよね。後半5Fのラップを見ると12.3-12.6-12.9-12.3-12.1。
大臣:ラスト4~3F目の「12.6-12.9」というのは、過去のチャンピオンズCで最も遅いラップだね。
キムラ:コーナーで緩んで直線で加速ラップ。これはダートの中距離重賞ではなかなか見られません。こうなると直線の瞬発力が大事になるので、牝馬が走りやすかったというところですかね。
大臣:なるほど。ダブルハートボンドは有力馬の中でいちばん良い枠に入ってたから消さずに馬連を取ったよ。マイルCSの時に「平地重賞で4歳馬は前走1着馬、高齢馬は前走で凡走してた馬が狙い目」というような話をしていて、あれは芝についての真格言だったけど、ダートでも当てはまるだろうと思って。6歳のウィルソンテソーロは前走で凡走してたからかえって買いやすいと思った。
キムラ:それはまさにその通りだと思います。
大臣:3歳の人気2頭は、外枠でも先手を取れれば問題ないかと思ったけど、2頭ともあまりスタートが良くなくて。ナルカミは内から4頭目ぐらい外、ルクソールカフェにいたっては内から5頭目ぐらいの外々を回らされてた。中京ダート1800mであれをやったら止まるよね。
キムラ:今回の結果を見て、3歳ダート馬のレベルが低いということは誰も思わないと思いますが、それはカペラSで改めて証明されると見ています。
大臣:それでは阪神JFの真格言にいきましょう。
