競馬予想TV!などのメディアで活躍中のキムラヨウヘイ氏と、競馬雑誌・サラブレの人気長寿企画「金満血統王国」でお馴染みの大臣によるクロストークコラム『競馬“真”格言』。
今回のトークテーマは有馬記念。果たしてどのような格言が提唱されるのか、ぜひお楽しみください!
なお、『競馬放送局』ではキムラヨウヘイ氏の重賞予想、平場推奨馬を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
※今回が2025年最後の更新です。次回の更新は1/8(木)になります。
大臣:朝日杯FSはデイリー杯2歳Sの1、2着馬推しで、2頭の中でも吉岡厩舎の新馬戦勝ちということでより強調したカヴァレリッツォの方が勝ったね。ただ、2着にダイヤモンドノットが挟まってしまった。
キムラ:これはよく言ってることですけど、ここは2頭の競馬だと思う、3頭の競馬だと思うと言った時に、その中の1頭が崩れて紛れるという結果はしょうがないです。馬連1点で4.6倍が取れていれば十分だったし、もう少し運があればカヴァレリッツォとアドマイヤクワッズで決まってましたからね。
まあ、カヴァレリッツォとアドマイヤクワッズの馬連1点と単勝2点を買ってたので、投入資金の半分は回収できましたけど。
大臣:アドマイヤクワッズは外枠を引いたのでちょっと割り引きだと思ったけど、案の定、外々を回されてちょい届かずだったね。
キムラ:ダイヤモンドノットの2着に関しては、以前「2歳重賞は若手厩舎の馬を狙え」と言ったことがあります。若手の厩舎ほど目先の2歳重賞で勝負して、ベテラン厩舎になればなるほど3歳以降のことを見据え、無理して2歳重賞を狙わなくなります。
開業3年目でも福永厩舎はそういうキャラではないですけど、ダイヤモンドノットとホープフルSに登録しているアスクエジンバラは例外的に2歳戦をガンガン使っています。
大臣:確かにダイヤモンドノットは朝日杯FSがデビュー6戦目。アスクエジンバラもホープフルSがデビュー6戦目だね。福永厩舎で他に2歳戦をこれほど使ってる馬はいない。
キムラ:この2頭に関しては2歳戦からどんどんレースを走らせた方が良いという判断があったんじゃないかと思います。そういう根拠で京王杯2歳Sの時はダイヤモンドノットに本命を打ったんですけどね。
大臣:なるほど。それでは有馬記念の真格言にいきましょう。
