競馬キャスター、ならびに単行本「馬場のすべて教えます2」の著者としてもお馴染みの小島友実さんによる連載『コジトモの馬場よもやま話』。
今回のテーマは中山芝の状態について。長年に渡り“馬場”を取材してきた第一人者からの馬場情報は必見です!
先週は土曜日に桜花賞トライアルのアネモネS、日曜日には皐月賞トライアルのスプリングSが行われ、いよいよクラシックが近づいてきたと思わせますよね。
この2つのレースが行われた先週の中山芝コースは土日で計10鞍行われ、逃げ1勝、先行6勝、中団3勝。開幕週、2週目に続いて先行系が優勢も、Aコース3週目で日曜は3~4分くらいも伸びるなど、少し外目にシフトした印象でした。
そして、アネモネS、スプリングSともにレースレコードになるなど、速い時計が出ていました。先週、中山競馬場では中間、雨は10日(火曜)に1.5ミリ降ったのみで、含水率は2回中山開催2週目より少し低かったので、速い時計が出やすい状態だったのだと思います。
先週土曜、中山競馬場の馬場担当者に、芝コースの状態を伺いました。
「3コーナーの内回り、外回りの合流点から4コーナーの内柵沿いに傷みが見られます。直線正面の内側は3~4コーナーほどではないものの傷んできました。2回中山開催3週目にしては状態を保てており、昨年の同時期と同じくらいです」と話していました。
なお、コース外周のソメイヨシノはまだ先週末の段階で咲いていませんでした。馬場担当者は、「おそらく開花は来週末くらい(3月21日頃)ではないでしょうか」と話していました。ちなみに、各気象情報会社の東京地方(靖国神社の標本木)の開花宣言予想を見ると、3月18日から22日頃とするところが多いようです。なお昨年、中山競馬場のコース外周のソメイヨシノの開花は3月25日でした。
では、今週の芝はどうなりそうでしょうか。
