亀谷敬正 オフィシャル競馬サロン
  • TOP
  • 会員ログイン
  • マイページ
  • 入会案内
  • Q&A
  • お問い合せ
競馬キャスター大澤幹朗のココだけのハナシ
2023/03/23 (木)

ドバイワールドカップデー/大澤幹朗の競馬中継ココだけのハナシ

野球の侍ジャパンがやってくれました! ベースボールの母国アメリカを決勝で破っての世界一。本当に感動しました。まさか大谷翔平選手の“二刀流”が決勝で見られるとは思いませんでしたよね。

さぁ、この勢いに乗って、今度はドバイワールドカップデーです。日本時間の25日深夜から26日の未明にかけて、UAEドバイのメイダン競馬場で行われる諸競走に、今年は昨年の22頭を上回る史上最多27頭の日本調教馬が参戦。芝・ダートの垣根を越えた“二刀流”の競走馬など、「侍ジャパン」に負けない豪華メンバーが競馬の世界一を目指します!

1着賞金696万米ドル(約9億1872万円。1ドル≒132円で換算)のメインレース、ドバイワールドカップには、2017年の4頭を大きく上回る歴代最多8頭の日本調教馬が大挙して出走します。獲得賞金歴代世界最高を狙うパンサラッサ、ジャパンカップ優勝馬のヴェラアズール、皐月賞馬ジオグリフといった芝のトップホースに、フェブラリーステークス連覇のカフェファラオ、さらにはテーオーケインズとジュンライトボルトの2頭のチャンピオンズカップ優勝馬。東京大賞典、川崎記念とダートG1級連勝中のウシュバテソーロ、去年のUAEダービーの勝ち馬クラウンプライドと、まさに日本競馬のオールスターです。

芝2410mのドバイシーマクラシックには、昨年、日本調教馬として8年ぶりに優勝したシャフリヤールのほか、年度代表馬イクイノックス、昨年末の香港ヴァーズを制した牝馬ウインマリリンと、強力3頭がラインナップ。

昨年のパンサラッサとロードノースによる同着優勝が記憶に新しいドバイターフには、ダービー馬ドウデュースをはじめ、同じ4歳世代でマイルチャンピオンシップの勝ち馬セリフォス、この世代の有力馬の1頭ダノンベルーガと、このレースで一昨年2着、去年は3着に入っているヴァンドギャルドが参戦します。

日本調教馬にとっては悲願の初勝利が待たれるダート1200mのG1・ドバイゴールデンシャヒーンには、このレース2年連続2着のレッドルゼルをはじめ、フェブラリーステークスを快勝したレモンポップや、サウジからの転戦となるリメイクとジャスティンが出走予定です。

海外馬券発売が行われる上記4レースに加え、昨年、クラウンプライドが日本調教馬としてラニ以来6年ぶりに勝利した3歳馬によるG2・UAEダービーには、芝の2歳G1・ホープフルステークス優勝馬ドゥラエレーデが参戦するほか、ドバイゴールデンシャヒーン連覇のマインドユアビスケッツを父に持つ全日本2歳優駿勝ち馬デルマソトガケや、ゴライコウ、コンティノアール、ぺリエールといった3歳世代のダート有力馬が出走。

G2・ゴドルフィンマイルには、連覇を狙うバスラットレオンをはじめ、、同じくサウジから転戦のラウダシオンやウインカーネリアンといった芝の重賞ウイナーが参戦します。

世界最高レベルのレースをドバイで開催するというシェイク・モハメド殿下の壮大な夢を実現すべく第1回のドバイワールドカップが1996年に行われてから27年。第1回のライブリマウント、第2回のホクトベガ、第3回のキョウトシチーの挑戦に始まり、今年の27頭で、ドバイワールドカップデーの日本調教馬の参戦は、通算で延べ150頭を超えました。

この間、ドバイシーマクラシックは、G2時代の2001年にステイゴールドが優勝したほか、G1昇格後の2006年には先日この世を去ったハーツクライが優勝するなど、4頭の日本調教馬が優勝。

日本が大得意としているドバイターフは、福永騎手を背に6馬身以上ぶっちぎったジャスタウェイや、アーモンドアイ&ヴィブロスのワン・ツー。そしてレース史上初の同着優勝だった去年のパンサラッサなど6頭が優勝。

メインのドバイワールドカップでは、2011年、ヴィクトワールピサとトランセンドがオールウェザーコースでワン・ツー。ダートに戻った近年も、チュウワウィザードが一昨年2着、去年は3着に入るなど、堂々たる成績をおさめています。

土曜の深夜は、最強メンバーで臨む競馬界のサムライたちにエールを送りましょう。レース当日は、グリーンチャンネルの海外中継でお目にかかります!

  • 2025/11/06 (木) Celebrate Japan!/競馬キャスター大澤幹朗のココだけのハナシ
  • 2025/10/30 (木) 2025ブリーダーズカップの見どころ/競馬キャスター大澤幹朗のココだけのハ…
  • 2025/10/23 (木) 三冠皆勤/競馬キャスター大澤幹朗のココだけのハナシ
  • 2025/10/16 (木) 3強激突! 英チャンピオンS/競馬キャスター大澤幹朗のココだけのハナシ
  • 2025/10/09 (木) 今年の凱旋門賞を終えて・・・/競馬キャスター大澤幹朗のココだけのハナシ

連載バックナンバー

大澤幹朗 近影

大澤幹朗

1973年9月22日生まれ。千葉県出身。IBC岩手放送アナウンサー時代に岩手競馬のレース実況に携わり、メイセイオペラら名馬と出会う。2003年にフリー転身後、2006年よりグリーンチャンネル中央競馬中継キャスターに。2013年からは凱旋門賞など海外中継も担当。そのほか、WOWOWヨーロッパサッカー実況アナウンサーとしても活動中。

新着記事/コンテンツ
記事一覧
  • 2025/11/12 (水) 11月13日(木)南関競馬の亀AI複勝率/大井競馬
  • 2025/11/12 (水) 先週の亀レビュー(11/8~11/9)/亀谷敬正のレース回顧
  • 2025/11/12 (水) 【第173回】エリザベス女王杯のステップレース分析/今井雅宏×亀谷敬正 ~トレンド種牡馬トーク
  • 2025/11/12 (水) 【第230回】エリザベス女王杯展望「3歳勢と古馬勢どちらが上?」/双馬毅の“ローテ×血統”錬金術
  • 2025/11/12 (水) 【第207回】エリザベス女王杯展望&大幅条件を仕掛けた馬は引退まで追いかけろ/馬券師・みねた…
  • 2025/11/11 (火) 11月12日(水)南関競馬の亀AI複勝率/大井競馬
  • 2025/11/11 (火) ハイセイコー記念/競馬オタク・坂上明大の南関競馬予想
  • 2025/11/11 (火) エリザベス女王杯はBコース3週目の施行/コジトモの馬場よもやま話
  • 2025/11/11 (火) 出世レースのデイリー杯2歳S、好メンバーが揃った今年の注目馬/東スポ・藤井記者の“若駒”生情報…
  • 2025/11/11 (火) 11月11日(火)発売の週刊アサヒ芸能・亀谷敬正の連載記事/エリザベス女王杯

会員ログイン

データバイヤーIDをお持ちの方

亀谷競馬サロンの会員でない方は、
入会案内をご参照ください。

copyright © K-MATE All rights reserved. 特定商取引法に基づく表記

入会のご案内
page top