亀谷敬正 オフィシャル競馬サロン
  • TOP
  • 会員ログイン
  • マイページ
  • 入会案内
  • Q&A
  • お問い合せ
馬券師・みねたの金言
2026/01/14 (水)

【第215回】京成杯展望&競馬は相対的なものである/馬券師・みねたの金言

プロ馬券師・みねた氏が実践例を交えながら予想理論の金言を伝える『馬券師・みねたの金言』。今回の金言は“競馬は相対的なものである”です。

なお、『競馬放送局』ではみねた氏の厳選勝負レース、重賞予想を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください。



▼今週の重賞ピックアップ
1月18日 中山11R 京成杯 芝2000m

京成杯といえば、昨年11番人気1着の◎ニシノエージェントで3連単172万馬券を仕留めた思い出深いレース。一昨年も◎アーバンシックで的中しており、ゲンのいい一戦でもあります。先週は3歳重賞をW的中することができたので、今年もこのレースでダメ押しの一打を放ちたいですね。

その京成杯は中山芝2000mで施行。初角までの距離は十分にあるので、先行争いにおける内外の有利不利は少ないコースです。登録17頭中前走の通過中に3番手以内があるのは8頭で、先行占有率は高め。差し経験のある馬が有利でしょう。

1番人気想定はポルフュロゲネトス。前走の葉牡丹賞はサノノグレーターから0.5秒差の2着でした。走破時計は優秀ですが、メンバー構成的に特にレベルが高かったというわけではなく、3番手とスムーズに先行してのものだったことを思うと、1番人気はやや過剰評価か。

2番人気想定はダノンヒストリー。前走の東スポ杯2歳Sは休み明けながら1番人気に推されましたが7着と大敗してしまいました。道中10番手と何もしていないような負け方で、期待値的には悪くありません。前走が2.3倍で今回の想定オッズが6.5倍。買い物に例えると値引きシールが貼ってある状態です。前回より今回が買い時であるのは間違いないので、少なくとも前走で評価していた人はもう1回追ってみるべきではないでしょうか。

3番人気想定はグリーンエナジー。新馬戦はダノンヒストリーの3着で、このレースのレベルの高さを裏付けるかのような、前走の完勝でした。ただ、2番手からの抜け出しで、今回、脚質面でのアドバンテージはなさそうです。

4番人気想定はアッカン。この馬も前走先行で、百日草特別を2番手から押し切りました。2着がホープフルS・2着のフォルテアンジェロというのは価値があります。昨年のニシノエージェントもそうですが、この時期の3歳G3で豊富なキャリアは大きな武器。過去のレースから操縦性の高さも感じるので、上位人気に先行馬が揃っている中では、買いやすい存在に映ります。

5番人気想定はソラネルマン。こちらは新馬戦でフォルテアンジェロとタイム差なしの接戦を演じた後、未勝利戦を逃げて上がり33.2秒の脚を繰り出して楽勝しています。メンバー的には前走先行組にアドバンテージはありませんが、未勝利戦の勝ち方は能力がなければできない芸当であるのは確かです。

6番人気想定はアクセス。こちらは8-8-3-2という捲り競馬で新馬戦を勝っての臨戦です。上位人気に未勝利組が多くの並ぶのであれば、新馬勝ち組を評価するのはアリ。脚をためる競馬で勝ってきてくれるのがベストではありましたが、中山向きの機動力を発揮したともいえます。

上位人気が軒並み前走先行なので、想定7番人気以下の差し馬勢に期待値のある馬が潜んでいるはず。6-7-5-4と脚をためて新馬勝ちを果たしたパラディオンと同じく新馬戦を5-5-6-4から差し切ったショウグンマサムネ、新馬戦を0.7秒差の圧勝後、芙蓉Sで0.4秒差の6着だったタイダルロック、葉牡丹賞を9-9-7-7から4着のブラックハヤテあたりは面白そうです。

また、前走先行ではありますが、ホープフルSという格上戦からの臨戦となるジーネキングは、今回、相対的に楽に感じる可能性は高そう。想定11番人気・26.3倍はナメられ過ぎという印象です。

想定人気を見る限り、展開が向きそうな差し馬のオッズが甘くなりそうなのは楽しみな材料。先行馬が多いということは、並びに恵まれる差し馬が発生するはずなので、しっかり見極めて正解に辿り着きたいですね。

なお、枠順確定後の最終結論および買い目は『競馬放送局』をご覧ください。


▼みねたの金言215
競馬は相対的なものである

★ピックアップレース★
12月13日 中山7R 3歳以上1勝クラス ダート1200m 良

◎8レイユール
穴○9トルズイーガー
▲2シャドウキャッスル
△4マオノクラッシュ
☆5フェスタリア
注6エフエイト
注16ヘルヴェティオス

12月13日 中山7R 3歳以上1勝クラス
12月13日 中山7R 3歳以上1勝クラス


―前回から引き続いて◎→注→注で3連単888.0倍を的中した12月13日中山7Rについて。前回は◎レイユールの理由を中心に伺ったので、今回は「競馬は相対的なもの」という観点について教えてください。


みねた)このレースは前走二桁着順の馬が16頭中8頭という、さながら高知ファイナルのようなメンバー構成でした。言ってしまえば、レベルが低い一戦です。こういうレースは期待値が取りやすいんですよ。


―レベルが低いレースの方が期待値を取りやすいのですね。


みねた)予想力が問われますからね。わけがわからないレースほど、単純な前走着順に引っ張られる人が増えます。つまり実力以上に売れるということ。このレースの1番人気は4マオノクラッシュでしたが、この馬は前走で未勝利を勝ったばかりでした。新潟の未勝利戦を2番手から抜け出したもので、いわゆる先行昇級(3番手以内の競馬で勝ち上がった昇級馬)ですから、買いやすいパターンとは言えません。そして2番人気の5フェスタリアの前走は平場の1勝クラスを4着。昇級のマオノクラッシュを除くと、メンバーで唯一、前走掲示板内だった馬だったのです。


―単純に、前走着順の良い2頭が1番人気、2番人気。


みねた)出走馬16頭中14頭が前走掲示板外で、16頭中15頭が馬券外というメンバー構成なので、サイトや競馬新聞においてはマオノクラッシュやフェスタリアだけに色が付いている状態。どうしてもこの2頭に目がいって、「前走で勝っているマオノクラッシュの本格化に賭けるか」「前走で掲示板に載っているフェスタリアで勝負になるか」と考えてしまうのでしょう。


―短絡的というか、自分に都合よく解釈してしまうのでしょうね。


みねた)このようにレースレベルが低い一戦は期待値が取りやすいので、積極的に勝負したいところ。その見極めの指標として、例えば「前走10着以下占有率」を出してみたら面白いと思いますよ。


―なるほど。「前走10着以下占有率」が70%以上のレースは積極的に勝負する、みたいな感じですね。


みねた)また、前走着順に引っ張られる人が多いということは、着順ではなく着差に着目することに優位性があるわけですから「前走0.5秒差以内占有率」というのを出してみるのもまた面白いかもしれません。


―このレースの「前走0.5秒差以内占有率」は、前走1着のマオノクラッシュを除くと15頭中…レイユールだけですね。占有率は93%!


みねた)いくら「前走僅差の6着以下」が期待値を取りやすいといっても、そういう馬が何頭も出ていたら、期待値は分散されてしまいます。このレースは前走0.5秒以内の馬がレイユール1頭だけで、その馬の着順が8着。となると、この馬が期待値を持っているのは明白ですよね。これもまた、競馬が相対的なものである=メンバー次第ということを表しています。


―前回の最後に、「阪神JFもまた、競馬が相対的なものであることを感じるレースでした」とおっしゃっていました。この点についても教えていただけますか?


みねた)◎スターアニスで的中できたのですが、この馬は1400mからの距離延長ローテでした。普通はG1のトップレベルの争いになると、タフさが増す分、距離短縮ローテが優勢になります。ただ、この時の阪神JFは有力馬に故障が相次ぎ、重賞勝ち馬がゼロというメンバー構成。そうなると、普段のG1よりも求められるハードルは下がりますよね。


―実質、G3みたいなものですからね。


みねた)そうであれば、例え距離延長ローテであっても、先行馬4頭並びの外という最高の並びを得たスターアニスで足りるだろうという判断です。もし、重賞勝ち馬がズラリと揃ったメンバーだったら、距離延長馬は息切れするリスクを考えて、◎には推していない可能性が高いでしょう。


―せっかくだから◎→☆→注で的中だった阪神JFについてももう少し伺いましょう。週中展望では「アランカールで仕方なし」という雰囲気も感じましたが…?


みねた)スターアニスが先行馬4頭並びの外という最高の並びだったのに対して、こちらはその4頭の内側。つまり被される可能性の高い、最悪の並びでした。レース後、最後方から外を捲るレースぶりが非難を浴びていましたが、並びをみたら高確率で位置取りを悪くするであろうことは予測できましたよね。


―高○のスウィートハピネスも9番人気でクビ差の4着。あと少しでしたね。最後にこの馬を抜擢した理由を教えてください。


みねた)この馬は前走の白菊賞がマーゴットラヴミーから0.5秒差の2着でした。勝ち馬のマーゴットラヴミーが逃げ切りに対して、スウィートハピネスは4-5と道中で脚をためる競馬。0.5秒差だと完敗というイメージを受けるかもしれませんが、実は「ん~~~~!」ぐらいじゃないですか。


―ちょっと活字で伝わるか自信ないですが(笑)、確かに「い~ち」の半分だと考えると微差ですよね。


みねた)このコラムでも、1秒ぐらいの差は、道中の捌き1つで簡単に入れ替わると何度もお伝えしてきましたよね。着差は0.5秒で、レース内容自体は互角以上。それでいて、マーゴットラヴミーの単勝オッズが8.2倍で、スウィートハピネス50.0倍なら、期待値はこちらでしょう。

  • 2026/01/14 (水) 【第215回】京成杯展望&競馬は相対的なものである/馬券師・みねたの金言
  • 2026/01/07 (水) 【第214回】シンザン記念展望&初ダート時の陣営コメントは弱気でいい/馬…
  • 2025/12/24 (水) 【第213回】有馬記念展望&適性差が大きいほど勝ちやすく、期待値も取りや…
  • 2025/12/17 (水) 【第212回】朝日杯FS展望&先行馬が揃った一戦の狙い方を復習する/馬券師…
  • 2025/12/10 (水) 【第211回】阪神JF展望&組み合わせの期待値について改めて考える(後編)/…

連載バックナンバー

みねた 近影

みねた

全てのファクターは展開に帰結すると考え、枠、脚質、能力、不利、ハイレベル、様々なファクターから「展開」を予想し、回収率が高くなるであろう馬を選び出す。軸が決まれば馬券の構築にも力を入れ、「展開」により両立しにくい馬券等を省く。サイト『競馬放送局』にて週末の勝負予想を公開中。

新着記事/コンテンツ
記事一覧
  • 2026/01/14 (水) 【第181回】新春特別企画 双馬毅さんとの対談を特別公開(2)/今井雅宏×亀谷敬正 ~トレンド種牡…
  • 2026/01/14 (水) 【第238回】突然の変わり身で回収率343%! 種牡馬ベンバトルの凄いクセ/双馬毅の“ローテ×血統”…
  • 2026/01/14 (水) 【第215回】京成杯展望&競馬は相対的なものである/馬券師・みねたの金言
  • 2026/01/13 (火) 1月14日(水)南関競馬の亀AI複勝率/大井競馬
  • 2026/01/13 (火) 内側が伸びていた京都芝コース/コジトモの馬場よもやま話
  • 2026/01/13 (火) 京成杯は地味でも走らせれば“圧巻”のアノ馬に注目/東スポ・藤井記者の“若駒”生情報!
  • 2026/01/12 (月) 1月13日(火)南関競馬の亀AI複勝率/大井競馬
  • 2026/01/12 (月) 亀谷敬正の重賞アプローチS/京成杯、日経新春杯
  • 2026/01/12 (月) 重賞レース過去の好走馬血統データ/京成杯、日経新春杯
  • 2026/01/12 (月) サロンを通じて仲間になれるというのは素晴らしいなと思いました/NF天栄・木實谷雄太~フロント…

会員ログイン

データバイヤーIDをお持ちの方

亀谷競馬サロンの会員でない方は、
入会案内をご参照ください。

copyright © K-MATE All rights reserved. 特定商取引法に基づく表記

入会のご案内
page top