競馬記者になるための見習い時代、初めて見たアイビスSDが2018年のことでした。ダイメイプリンセスとラブカンプーの森田厩舎ワンツーで、「親子丼」なんて言葉を先輩記者から教えてもらったなぁ。
枠番ゲームな一面はちょっと嫌だなあなんて思っちゃったりも…しますが、現地で見たスピード猛者たちの迫力が忘れられないんです! またコロナが明けたら、プライベートで見に行きたいレースの一つです。
さて、今回そのアイビスSDに出走するシンシティは、私が担当させていただいている木原厩舎の管理馬。2020年の2月にデビュー2戦目で勝ち上がったのち、跛行で9か月もの休養を余儀なくされましたが、プラス12キロで挑んだ復帰戦でいきなり4着に粘り、地力の高さを証明しました。
▲木原厩舎のシンシティ
当時から厩舎でもいい馬だと絶賛されていましたし、木原調教師が『見てごらん。後ろから見たとき、トモの筋肉のハリが普通の馬とはちょっと違うでしょ』と、馬場を歩くシンシティを見ながら教えてくださったのを覚えています。
2022/07/29 (金)
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赤城真理子
鹿児島県出身、大阪府在住。全く別の業種でライター業をしていたが、2018年11月「競馬知識ゼロ」のまま大阪スポーツの競馬記者に転身。毎週栗東に泊まり込んで取材をするうち、馬の魅力にどっぷりはまり現在に至る。東スポ紙面にてG1コラム【転生したらトレセン記者だった件】、Web限定で不定期コラム【赤城真理子の「だから、競馬が好きなんです!!!】を連載中。