今週末は土日3場で10個の新馬戦が行われます。私は新馬戦の予想をするとき、基本的に調教の動きや乗り込み量、併せてきた相手…などを重要視しがちですが、サロンメンバーの皆様はやはり「血統」でしょうか。
セレクトセールにて1.7億の高額で競り落とされたエリカヴィータ(土曜東京3R 芝1600m)はキンシャサノキセキの姪にあたりますし、2014年のエリザベス女王杯を制したラキシスを母に持つレッドミラージュ(土曜東京3R 芝1600m)。
昨年無敗で牝馬三冠を達成したデアリングタクトと同じ配合(父エピファネイア、母父キングカメハメハ)のフォースクエア(土曜阪神5R 芝1800m)、ミッキーロケットの半弟で同じ音無厩舎からデビューするグルアガッハ(土曜阪神5R 芝1800m)。
アルゼンチンとアメリカのGIを制覇したキャンディライド産駒で南米血統で固められた外国産馬トーセンエルドラド(土曜新潟5R ダ1800m)。
重賞2勝馬テルツェットの半弟であるサトノドルチェ(日曜阪神5R 芝1600m)。
米国三冠馬アメリカンファラオを父に持つ外国産馬ムーディナイル(日曜東京4R ダ1300m)。
“薔薇一族”の出身であるゲンパチレオニダス(日曜東京5R 芝1400m)。
…などなど、面白そうな血統馬がズラリとスタンバイしているだけに、私も今からワクワクしています。
でも、やはり栗東トレセンで注目を一身に集めていたのは矢作厩舎のこの子でしょう!
サンセットクラウド(父ディープインパクト、母ロードクロサイト)。年内2戦で引退が発表された“無敗の三冠馬”コントレイルの全弟です。
▲土曜東京5R 芝1800mでデビューするサンセットクラウド
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赤城真理子
鹿児島県出身、大阪府在住。全く別の業種でライター業をしていたが、2018年11月「競馬知識ゼロ」のまま大阪スポーツの競馬記者に転身。毎週栗東に泊まり込んで取材をするうち、馬の魅力にどっぷりはまり現在に至る。東スポ紙面にてG1コラム【転生したらトレセン記者だった件】、Web限定で不定期コラム【赤城真理子の「だから、競馬が好きなんです!!!】を連載中。
