1週間前の水曜日、栗東トレセンの調教スタンド4階(時計班のお部屋)がざわついたそうです。
『なんだ、あの2歳馬は!?』
ウッドコースを走っていたその馬の名前はストロングウィル(父シルバーステート、母カワイコチャン)。
▲4日(土曜)阪神5Rでデビューするストロングウィル
未出走の身ながら、めっぽう攻め駆けする同厩舎のセイウンハーデスを追い付かせず、古馬オープンのゴーストを抜き去るとそのまま置いてけぼりにしてしまったと言うんですから、時計班がざわつくのも無理はないですね。
すぐに橋口調教師の元へ伺い、『すごい子がいますね』と振ったところ、『ストロングウィルでしょう』と即答でした。
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赤城真理子
鹿児島県出身、大阪府在住。全く別の業種でライター業をしていたが、2018年11月「競馬知識ゼロ」のまま大阪スポーツの競馬記者に転身。毎週栗東に泊まり込んで取材をするうち、馬の魅力にどっぷりはまり現在に至る。東スポ紙面にてG1コラム【転生したらトレセン記者だった件】、Web限定で不定期コラム【赤城真理子の「だから、競馬が好きなんです!!!】を連載中。